スタディーフィールドブログ 2026.7
7月14日 一角獣(?)
英語の授業にて。
現在、中3には「角」の使い方をレクチャーしております。
角の使い方の肝は以下の通りです。
簡単ですね。
1、「ひと」や「もの」を意味する「名詞」の背後に忍び寄り、先端をドスっと突き刺す。
2、そして呪文を唱える。「そいつはね」、もしくは「そいつをね」と。
3、さらに畳み掛ける、「○○するんだよ」「△△が○○するんだよ」と。
4、「そいつをね、△△が○○するんだよ」の場合、角はもげてもいい。血は出ない。我々は痛くないが、もげた角の心は痛いかも。
5、そうすると、「○○するひと」や「△△が○○したもの」が完成!
便利ですね、角。一角獣の我々の生活に欠かせない角…え、角、無いんですか!?
そう、我々日本人は一角獣ではありません。
当然、角なんてありません。
この「角」とは、英語の「関係代名詞」。
日本語にはない文法概念です。
日本語では、手順1の「背後からドスっと刺す」構造、すなわち「関係代名詞を使って、長い説明を名詞の後ろにつける形」を基本的に使わないのです。
例文はこんな感じです。
これは最新のAI技術を使う冷蔵庫です。
【これは冷蔵庫(それはね、最新のAI技術を使う)です。】
This is a refrigerator which uses the latest AI technology.
…多分、食材の脆弱性を見抜けます。
私が昨日買った冷蔵庫は便利です。
【冷蔵庫(それをね、私が昨日買った)は、便利です。】
The refrigerator which I bought yesterday is convenient.
…多分、古い食材を勝手に前に出します。
冷蔵庫の話はさておき。
いずれのwhichも日本語にするのが難しい。which自体を訳すのではありませんが、構造をほどくときwhichを「そいつはね」「そいつをね」だと考えると分かりやすいかもしれません。
日本語に無いものは、使いこなせるようになるまでそこそこ時間がかかります。
だから早めに始めるのです。
塾では上位クラス、通常クラスともにすでに扱い始めていますが、なかなか飲み込みが早く、着々と「一角獣」が増えています。
とにかく。
高校入試では「角を使え」という問題がボコボコ出されます。
今から使えるようになっておいても損はありません、きっと。
なお、夏期講習でも「角の使い方講座」は開きます。
学校の授業に先駆けて「一角獣」になりたい中3生には夏期講習がおすすめです。
竹野
7月13日 素直さは最大の知性
中1の数学はここ最近、数学の復習を中心に行っています。
授業を見ていて思うのが、積極的だなと。
自分でまず解いて、合っているかどうかを聞いてくる子が多いです。
間違っていることもありますが、それでも正解が自分で出せるまであきらめない子の多さに
感心をしています。
「素直である」「あきらめない」ことが「成績が伸ばす」カギになります。
・言われたことをやる(お手本通りに解く、宿題をやる)
・正解かどうかはおいておいて、まずは自分で答えを出す(そのあと答えを確認して直す)
そういう小さな積み重ねによって、テストや模試という中ボス、その先の入試というラスボスに立ち向かえるようになります。
来週から夏期講習会。
基礎を積み重ねて、テストや模試で戦うためのレベル上げをしていきましょう。
…って土曜日にも似たようなことを書いたような?
かしま
7月11日 RPG
「勉強ってレベル上げ」
私はそういう風に感じています。
まずは小さな敵と戦って経験値をため、レベルを上げ、
新しい武器や防具を手に入れながら、少しずつ強くなっていく。
そしてボスに挑んで勝利を収める。
勉強も同じです。
経験値を積み重ね=毎日の授業や宿題で知識を蓄える、
中ボス=定期テスト自分の力を試し、模試で今のレベルを確認する。
これを繰り返して積み重ねた先に、高校入試というラスボスが待っています。
以前受験対策授業で、社会の模試の過去問を解いた時に
「この問題、定期テストで見た問題と似てる…!」
とある生徒が言っていました。
模試や入試は、突然現れる特別な敵ではありません。
これまで授業や定期テストで学んできたことが、
少し形を変えて出題されることがたくさんあります。
だからこそ、毎日の授業や定期テストが、レベル上げなのです。
明日は統一模試。
私は、「今のレベル」を知るためのイベントだと思っています。
どんな武器が足りないのか。
どの能力をもっと伸ばせばいいのか。
それを知ることができれば、ラスボスである高校入試に向けて、次に何を頑張ればいいかが見えてきます。
焦らず、一歩ずつ。
経験値は、今日勉強した分だけ、確実に積み重なっています。
さて、経験値をアップするために、授業に挑みましょう。
かしま
7月10日 記憶の仕組み(1)
暗記、焦ってやろうとするほど沼に落ちていきませんか?そんな皆様のために今回は記憶のメカニズムの一部についてお話しできればと考えております。
記憶の過程については「記銘(覚える)」・「保持(脳にためる)」・「想起(思い出す)」の3段階があります。思い出すことは重要か?なんて思ってしまいますが、テストであくせくしてる最中に思い出せなければそこでおしまいなので、覚えた後で引き出せるようになることは記憶の最終段階であるのです。
また、「思い出す」ことを軸にして勉強をすることで記憶への定着は強まることも意味しています。これがいわゆる「一夜漬け」が非効率であることの理由でもあります。一日で覚えようとするよりも何日も短時間だけでも向き合うことは経験の反復によって記憶の保持や想起に貢献できます。加えて、覚える最中に外に出す(アウトプット)の機会を設けることも大切です。そうすることで想起しようと脳が頑張って記憶を定着させようとします。
では、そうしたアウトプットの作業はどうすればよいのか。学生時代の私は、友人とクイズを出し合ったり、一人で単語の意味を『実際に』声を出しながら読むこともありました。こうしたアウトプットの仕方にも記憶のメカニズムが関わっているのですが、それはまた次の機会にできればと考えています。
新澤
7月9日 柱と呼吸
「柱」、「呼吸」と聞けば今の生徒世代の皆様は真っ先に「鬼滅の刃」が思いつくでしょうか。
私も鬼滅の刃は読了済みですが、それでも「柱」「呼吸」と聞いてすぐに思いつくのは「ジョジョの奇妙な冒険」の方だったりします。
どちらの作品も呼吸によりエネルギーを生み出し、人ならざる者(鬼滅では鬼、ジョジョでは吸血鬼)と戦う力としている点が共通しています。
以前の記事で私が挙げた「北斗の拳」でも「転龍呼吸法」や「闘勁呼法(確かこんな漢字だったはず)」といった呼吸により強大な力を発揮する技が登場していたりします。
「呼吸」には「血液」が関わっている!
「血液」は「酸素」を肺から運ぶからだ!
そして「血液」中の「酸素」は「体細胞」に関わっている!
「体細胞」イコール「肉体」!!
呼吸法によって「肉体」波紋を起こし・・・エネルギーを作り出すッ!
とのことです(ジョジョの奇妙な冒険 第1部より)。
呼吸がエネルギーを生み出す。これはマンガの中の話ではなく、実際の人体でも起こっている話です。
そのため、あながちフィクションとも言い切れないのかもしれません。
(刀から水や炎がでたり、水の上を歩いたり、葉っぱを編んで空を飛んだり、自分の何倍もの巨躯の敵を粉砕したりはできるようにはならないと思いますが・・・)
さて、そんな呼吸と血液のかかわりについての授業が今日の中2Sクラス理科の内容でした(前フリが長い)。
全身をめぐる血液が、肺で二酸化炭素と酸素を交換し、また全身をめぐっていく。
この一連の流れについて解説していきました。
先週に引き続き、ややこしい語句が並び、覚えにくい箇所であります。
一つ一つの語句の意味を確認しながら覚えていきたいものですね。
再来週より夏期講習会が開始されます。
講習会期間、中学1・2年生は国語・数学・英語の3科授業を行っていきますので、理科・社会はすこしお休みです。
そのため、講習会までにできるだけ先取りを済ませておくべく、授業を進行中です。
夏休み明けの次の定期テストに向けて、鋭意勉強中のみなさんです。
よい結果が出せるように、我々講師も手を尽くしていきますよ!
富樫
7月8日 知識を改める
本日、中学1年生と縄文・弥生時代の学習をしておりました。
歴史に関しては、新たな文献・化石などによって既存の説がひっくり返されることがしばしばあります。
鎌倉時代の成立について現在では、源頼朝が守護・地頭を置いた1185年成立が定説ですが、10年ほど前であれば彼が征夷大将軍に任命された1192年を成立年とすることもありました。
人類誕生の起源についても2000年代初頭では、アフリカの「ルーシー」の化石から分析された400万年前の猿人「アウストラロピテクス・アファレンシス」が最古とされました。しかし、現在では700万年前の「サヘラントロプス・チャデンシス」が定説となっています。
というように、日夜研究などによって新たな学説が生まれています。
このように自分が過去習っていた常識が覆されることが十分に起こります。そうした時に知識をアップデートしていく姿勢、いわば「興味」は勉学において非常に重要なものになります。
そうした興味を育てつつ、深堀したくなるような授業を心がけていければと考えております。
新澤
7月7日 芋づる
「芋づる式に覚えろ」
私が中学2年の時の社会の教科担任がよく口にしていた言葉です。
「芋づる式」とは、
◯つるにつながったサツマイモのように、物事が次々と連鎖的に繋がって出てくること
◯一つのことを調べたり解決したりすると、それに関連する他のことが次々に明らかになること
正直言って授業の内容はもうほとんど覚えていませんが、社会の知識だけは面白いように増えていったことはよく覚えています。
例えば、
「足利義政は応仁の乱の原因を作っておきながら、東山に隠居して、『ねえ、見て見て!銀閣!』と自分の別荘を様々な人に見せびらかしてドン引きされた。」
このように1本のストーリー(ただし「様々な人に」以降は完全なでっち上げです)にして覚えてしまえば、どこかが欠けても(忘れても)他の部分を手掛かりに思い出すことも出来るでしょう。
こんな例も。問題を芋づる式にしてしまうのです。
Q:本日、7月7日は七夕ですが、江戸時代に「七夕まつり」が根付いたとされる東北地方の都市はどこ?
A:仙台市
Q:その仙台市をはじめ、東北地方の太平洋側には、夏に冷たい北東の風が吹きます。この風は何と呼ばれていますか?
A:やませ
Q:やませが長期間吹くと、夏の気温が十分に上がらず農作物の生育が悪くなります。この被害を何といいますか?
A:冷害
Q:冷害によって米の生育が悪くなったら…麵を食べればいいじゃない!ということで(冷害と麺類に直接の関係は無いが)、仙台七夕まつりにやって来る観光客向けに考案された、涼しく食べられる麺類と言えば何でしょう?
A:冷やし中華(ここで「そうめん」と答える生徒はとても多いです。若者の冷やし中華離れが心配されます…)
Q:その冷やし中華を「レーメン」という名前で、特製のマヨネーズを添えて提供している「MIMATSU CAFE」は何県何市にあるでしょう?
A:新潟県長岡市
Q:その「MIMATSU CAFE」が2月に39円(!)で販売しているお菓子は何でしょうか?
A:シュークリーム
ところで、「芋づる式暗記法」で決してやってはいけないこともあります。
① 脱線しすぎる
さっきご覧になった通りです…。いや、日常生活で得た知識と学校や塾で学んだことが接続されるのは決して悪いことではないでしょう。ですが、脱線し過ぎは考えものです。勉強が手につかなくなります。
② 過程をぶっ飛ばす
Q:七夕まつりは…
A:シュークリーム!!
効果が半減どころか、もはや事故です。まあ、「足利義政は銀閣の人!!」くらいなら悪くないですが。七夕まつりはシュークリームではない。
③ 英文でやっちゃう
Q:「私はサッカーが得意です」を英文に直すと?
A:I am good at soccer!!
Q:「私はサッカーをします」は?
A:I am play soccer!! Iといったら絶対にamなのだ!!
数学の証明も同様です。勝手な思い込みで色々つないではいけません。
芋づる式をうまく活用して、暗記を制しましょう。
竹野
7月6日 レシピ
本日の中1理科の授業。
テーマは気体の発生と性質です。
各気体の持つ匂い、色、密度、水への溶けやすさなどの性質や、気体を発生させる方法などの解説を行いました。
気体を発生させる際に使う薬品や物質など、日常ではあまり聞かないものが並びます。
二酸化マンガンって何・・・?
塩化アンモニウム・・・??
過酸化水素水・・・・???
普段聞かない言葉を覚えるのは難しいものです。
ですが、ここはテストにも非常に出やすいところ。
来週から、この辺りをちゃんと覚えているかどうか、毎週の授業で確認テストをしながら、全員が完璧に覚えることを目標に頑張っていきます。
今完璧にしておけば、再来年受験生になったときに、なんだこれ、こんなの習ったっけ?状態になることはないでしょう。
今の勉強1つ1つも受験につながっています。
できることからコツコツと。
富樫
7月4日 先入観は可能を不可能にする。
明日7月5日は大谷翔平の誕生日だそうです(生徒情報)。
ピッチャーとバッターの二刀流で活躍するメジャーリーガー。
野球やサッカーなどのスポーツに疎い私でも、ご活躍は知っております。笑
今や世界を代表する選手となった大谷選手、
メジャーリーグへ挑戦するときには、
「二刀流は難しい」「成功するのは厳しいのではないか」
とそんな声もあったそうです。
だけど、自分の成し得たい目標のために努力を続け、
結果でその可能性を示してきました。
勉強も少し似ているように思います。
受験が近づくと、
「今の成績では厳しいかもしれない。」
「志望校を変えたほうがいいのでは。」
そんな言葉を耳にすることがあるかもしれません。
私も言われたことがあります…当時はすごくショックでしたが。
それは先生や周りの人が、今の状況を見て伝えている言葉であって、
「この先絶対そうなる」という話ではない。
未来へための努力を積み重ねることで、その先の結果が変わる可能性はあります。
現にその結果合格を掴んだ生徒もいます。
世界の舞台で活躍し続ける大谷選手のように、
目標に向かって努力を積み重ねる姿勢を大事にしたいですね。
かしま
7月3日 學而時習之。不亦説乎。
初めまして。新潟本部に配属となりました新澤です。今月より、生徒への指導をさせていただいております。
表題にありますは、孔子の「論語」より「学びてときに之を習う」の一節から拝借いたしました。
「習ったことを、機会があるごとに復習して身につけることのなんと喜ばしいことか」と学ぶことへの意識を問うております。
学校の漢文の授業でも取り上げられるほどの有名な文章でもあり、学生ひいては人生においての銘文であると考えております。
私も日夜、学生への指導のために遅れてきた(?)復習の只中であります。
そうした中でも、かつての自分では身につけにくかった視点からの理解や生徒たちとの触れ合いによって学びを得ることのなんと嬉しいことか!
また、授業でも緊張により肩肘を張った指導に落胆してしまうこともありました。ですが、生徒たちからの新しい先生への声援(?)に力をいただいております。
これからもさらなる精進・研鑽を重ねて、生徒一人一人への指導を形にしていきたいと考えております。
新参者でありますが改めてお見知りおきいただけるとありがたいです。
新澤
7月2日 てめぇらの血は何色だーっ!
乱暴な言葉のタイトルで申し訳ありません。
こちら漫画「北斗の拳」より、南斗水鳥拳伝承者、義星の男レイが劇中で放った怒りのセリフです。
「こんな残忍なことが平気でできるお前らは本当に人間なのか?」
を怒りのままに叫ぶとこうなるようです。
もちろん赤いです。それは酸素を運ぶ赤血球があるからですね。
なんて返したら、レイの怒りは倍増しそうです。
さて、そんな赤い血液の話が、今日の中2理科の授業でした。
ただでさえ覚えるべき言葉の多い生物分野において、血液に関わる話、いわゆる循環系においては非常にややこしい言葉が多く登場してきます。
血管の名前、血液の名前、心臓の4つの部屋の名前・・・etc.
一つ一つの用語と意味、そしてテストで聞かれやすいところはここだよ、と説明しながら進めております。
「覚えるのが大変だな」と皆さんが思うところは、テストを作る側も「覚えるのは大変だろうな」と思っている可能性大です。
私がテストを作るなら、こういうところを出題して、しっかりと勉強してきた人は答えられるようにしたいと思いますから、同じように考えているとしたら、ここは次のテストで出てくるのでは・・・?
なんてことも話しながら、次のテストに向けての授業を進めています。
富樫
7月1日 自分自身を知ることは、すべての智恵の始まりである。
早いもので2026年も折り返し。
今日から下半期が始まりました。
何か下半期のニュースはないだろうか…そう思って調べてみると、
占いの記事が多め。
暦的には切り替わりのタイミングだからこそ、
今年の残りの過ごし方や運気を見たい・発信したいということなのでしょう。
将来どうなるかは不透明ですが、未来は現在の積み重ね。
だからこそ、今の自分を知るということは大事です。
さて、7月12日は中3生の統一模試があります。
夏休みを前にして、現段階の自分の立ち位置を知るためのものです。
目的地を定めたとして、自分が今どこにいるか分からないままでは、
たどり着きたい場所には到達できません。
今の自分は何ができているのか、逆に何が苦手なのか。
模試を受けた中で自分はどの立ち位置にいるのか。
ついつい点数の上がり下がりに一喜一憂してしまいがちですが、大事なのはその後。
点数だけではなく、「今の自分を知る」という意識を持って、模試に臨んでほしいと思います。
かしま