スタディーフィールドブログ 2026.3アーカイブ

3月31日 土台作り

本日は新小学5,6年生、新中学1,2年生の算数と数学の授業を担当しました。

もちろん授業内容は学年によって全く異なります。

ですが、各学年で扱った問題たちの中に共通する点がありました。

それは「分数の計算」の存在です。

 

基本的な四則計算から、中2は分数の形になっている文字式を解いてみたり、中1は負の分数の加法や減法を解いてみたり、小学6年生は割合の問題に分数が登場し、5年生はまずは分数の意味を再確認するところから、と授業をしている私からすると分数漬けの一日だったように感じます。

 

そんな分数ですが、このさきもずーーーっとお付き合いが続いていきます。

生徒にはたびたび話していますが、中学校における数学の授業では小数の計算よりも分数の計算ばかりが目立ちます。

そのため、小学校時代に分数でつまづいた人は、そこから起き上がれないまま、分数の計算ができないままに中学生の問題を解きにいかなければならないのです。無理ですね。

 

中学生で数学の成績が伸び悩む生徒も原因を掘り下げていくと、小学校時代の計算の理解が不十分だったり、果ては九九もちゃんと言えなかったりということがあったりします。

中学生の勉強を始めるスタートラインにも立てていない状態でスタートしてしまっても、その内容を理解することは難しいというか不可能でしょう。

 

そんなことを思いつつ、分数の計算できない人は中学に入っても「計算ドリル」やらないといけなくなるよと、すこし驚かしながら今日の授業を行いました。

みんなよくできていましたよ。

 

富樫


3月28日 積土成山

「どうしたら点数が伸びますか?」

塾講師をやっていると必ず聞かれるこの質問。

・話を聞く

・言われたことをこなす

・宿題をやる

…もちろんこれも当然必要です。

でも伸びるための行動に必要なのは、

「やり続けること」

「継続」

だと思います。

 

同じことのくり返し、同じパターンしかやらない。

確かに退屈に感じるかもしれないです。

また、初めて習うところでミスを連発してしまって、

嫌になってしまうと感じることもあるでしょう。

 

でも、嫌さや退屈さを感じつつ、やり続けてみる。

そして、何が違うのか、どこが分からないのかを考えながらやり続けていくと

ちょっとずつちょっとずつ、理解の扉が開かれてくるのです。

 

春期講習会も折り返しとなりました。

少しずつ次の学年に向けての準備をしている最中です。

講習会の時できたことが、次も、またさらに次もできるように、

積み重ねを作ってください。

 

才能の差は小さいが努力の差は大きい。

継続の差はもっと大きい。

 

かしま

 


3月27日 宿題

 

授業がある以上、宿題もセットでついてくる。

学校も塾もそこは同じです。

宿題をやらない、などということは絶対に許されない。

高熱で寝込んでいた?それは仕方がない…。

しかし原則的に、

出された宿題をするというのは絶対に守られるべき鉄の掟です。

 

 

なぜか。

我々の脳みそに「忘却」という機能が備わっているからです。

どんなに勉強ができる、あるいは勉強が好きな子どもでも、人間である以上覚えたことはある程度忘れてしまうものです。

子どもは心だけでなく脳も成長の真っただ中にあるため、記憶の保持力が大人に比べて不安定です。

学習習慣を形成することでその弱さを補う必要があるというわけです。そこで宿題が必要となる。「宿題なんてしなくても一度習ったことは絶対に忘れません」などという超人はそもそも塾に通う必要などありません。

また、宿題には「嫌なことにも取り組む姿勢を身につける」という副次的機能も備わっています。

宿題すらやらないようでは、言われたことすらできないクソみたいな大人になる…とは限らないのが面白いところです。

 

 

塾に通い始めて間もないころは、学習習慣の変化に生活リズムがついていかないものです。

徐々に「塾のある生活」に慣れることで、自然と宿題もできるようになっていく。

多くのお子さんがそうです。そうして少しずつ勉強時間が増えていく。

初めは途中まででも構いません。少しずつできるようになれば良いのです(塾では心を鬼にして注意しますが)。

「学校で宿題をやる」ことをルーティーンに組み込んでしまったお子さんは、たまに宿題を学校に置いてきてしまいますが…それでも普段の様子から「ああ、ちゃんとやってるな」ということは分かります。

 

 

しかし。

ごくまれに、ほぼ宿題をやってこない、改善の兆しも見られない。

そういうお子さんもいらっしゃいます。

途中まですらやらない。一切手を付けない。

それはもう…塾の手には負えません。

成績も上がりません。

 

 

竹野

 


 3月26日 画期的ダイエット

新中学1年生、数学の授業。正の数負の数の勉強を進めております。

毎年のことですが講習会授業で正の数負の数の計算のあたりまでの基礎を抑え、講習後の授業でそれを復習しつつ、テストに向けた実践的な演習を行っていく流れです。

今年もその流れで行けそうです。みんな理解が早く、解くスピードも速いのですばらしい。おかげで用意していたプリントが足りないといううれしい誤算が起きています。

 

さて、今日のAクラスの授業では正の数負の数を使って反対の意味の言葉を表すというもの。

どゆこと?

と思うかもしれませんが、要は「―4℃冷たい」と書いてあった場合、これは冷たいの?暖かいの?どっち?という話です。

「―4℃冷たい」=「+4℃暖かい」ことになりますので、正解は暖かいです。

数学と国語が融合したような問題ですね。

 

授業でも紹介した上記の例ですが、ネットで話題なった実在の自動販売機に取り付けられていたPOPの文言なのです。

大々的に「―4℃冷たい!」と書かれているのを見て、よくわかっていない人は「うわ、メッチャ冷えてる」と思うことでしょう。

でも今日の授業を聞いた皆さんはもう大丈夫。

この自販機はちょっとだけぬるい飲み物を提供してくることに気付けるはずです。

 

他にもよく見かけるのがダイエットのサプリの広告や、YouTubeのダイエット方法紹介などに大々的に書かれている言葉。

「これさえ飲めば(すれば)-10kgやせる!」

「ウエストがー5cm細くなる!」

広告としてインパクトを持たせるのは大事ですが、誰も気が付かなかったのでしょうかね。この重大な間違いに。

「―10kgやせる」=「+10㎏太る」

「―5cm細く」=「+5cm太く」

ですから気を付けないといけません。

 

今日の授業ではこのようなおかしな広告を笑い飛ばせるユーモアも身についたということで。

よかったよかった。

 

富樫


3月25日 別れと出会いの季節

 

だいたいこの時期にやってくるのが離任式。

先生との別れもちょっと寂しかったな…と感じます。

 

離任式と聞いて、思い出すのは高校生の時。

2年生までの担任が別の学校に異動され、

生活指導の先生が高3の時に担任になりました。

担任が分かった瞬間、クラス全員で震えあがりましたが、

なんだかんだ1年間良い受験生生活を送ることができました。

「大学の推薦受けてみたら?」

という担任の鶴の一声のおかげで、推薦での合格を勝ち取ることもできたのも有難いと感じています。

 

先生との出会いが、ひょっとしたら皆さんにとっての人生のきっかけになるかもしれません。

スタディーフィールドでの出会いが皆さんの学力アップや進路決定のきっかけになっていたり。

そんな先生で在れたら幸いです。

 

かしま

 

 


3月24日 土台とお手本

 

本日の春期講習は、新小学3年生・4年生と小学英語(5年生・6年生対象)、新中学1年生・2年生の初回授業と盛りだくさんの内容となりました。

 

 

小学英語はとにかくアルファベットを丁寧に、全員が大文字と小文字26文字ずつ正確にきれいに書けるようにじっくり時間をかけて。

最初にこれをやるとやらないとでは、英語の身に付き具合に天と地ほどの差が開きます。「お手本に忠実に」という精神が少しずつ身についていくのでしょう。全ての土台となる重要な考え方です。

 

 

新中学1年生(Sクラス)は…特別編成につき内容も相当特別ですね。新中学2年生のずっと先を進んでいるという。

ですが、基礎がやや不安定なので、通常授業が始まったらAクラスともども中1内容の最初から再スタートする予定です。

 

 

新中学2年生は「未来」の文。定番の助動詞willとbe going toですが…「未来」の文って本当にそれだけ?という流れで復習も少し。

 

 

学年が上になればなるほど、生徒に「今習っている内容と前習った内容がどのようにつながっているか」を意識させる必要が出てきます。

 

 

たとえば新中学2年生の「未来」の考え方。

「明日は晴れるでしょう」(will)

「私達は来年京都を訪れる予定です」(be going to)

これは、中1で習ったbe動詞と助動詞の使い方や、

「彼らは放課後私たちの写真を撮ることになっています」(現在進行形)

「私は今日、夕食に寿司を食べたい」(want to)

「私達は今夜花火を見ることができます」(can)

「電車は5時に駅に着きます」(未来っぽいけれど未来ではない「現在」)

あたりとつながっています。

 

 

新中学3年生の「現在完了進行形」はもっと大変で、

「私は毎日英語を勉強しています」(現在)

「私は今、英語を勉強しています」(現在進行形)

「私は英語を勉強しました」(過去)

「私はその時、英語を勉強していました」(過去進行形)

「私は、その時から英語を勉強しています」(現在完了・現在完了進行形)

これら全てを区別して使いこなせなければ意味がない。

塾生はほぼ完璧にできていました。なかなかのお手前。

 

 

土台も何もない状態で最新の内容だけ習っても「付け焼き刃」にしかならない。それだけ覚えてテストに臨んでも、ポキッと折れておしまいです。

万が一定期テストでそこそこの点が取れても、範囲の決まっていない模擬試験には手も足も出ません。そんな状態では、もちろん入試なんて…。ですので、土台を固めつつ新学年の内容を進めていく形になります。「お手本に忠実に」という最も重要な土台を踏みしめつつ。

 

 

竹野

 


3月21日 学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや

春期講習も始まり、昨日と今日はテストがあり、

新小5・6年生と新中3生は今日から講習会の授業が始まりました。

 

生徒たちが受けたテストの結果をもとに、

復習したい単元や重点的にやりたいテーマを決めて授業準備をしていきます。

結果も勿論なのですが、それ以上に私が気になったこと。

それは、

「問題文の読まなさ」

「書き抜きなさい」なのに自分で考えて書いてみたり、

「文節」なのに単語で書き抜いたり、

極めつけは

「傍線部の単語を書きかえて」なのに書きかえずに問題文全文書いてみたり…

問題文を読んでいれば合っていたのに…!

と採点中何度も思いました。

 

返された答案と模範解答を比べてみてください。

ちゃんと問題文の指示通りに解答できているでしょうか?

 

テストの振り返りをすること、

そしてさらに復習すること。

これらは点数を上げるために必要な行動です。

まさか解いたまま放置なんて…

しないですよね?(圧)

 

かしま

 


3月20日 やる気よりも大切

 

「持ち物は『やる気』だけで結構です!」

こういう内容のキャッチコピーを塾のウェブサイトやチラシでよく目にする気がします。

「いや、筆記用具とかも持ってこいよ!!」というツッコミは無しで…。やる気のあるお子さんは忘れ物をしません。たとえ言われなくても、必要なものは自分で判断して塾に持って来ます。

また、やる気のあるお子さんは環境さえ整えてあげれば勝手に勉強して勝手に伸びてくれます。塾に入るとすぐに成果が表れます。

 

しかし。

 

世の中のお子さんの大半はその「やる気」を持っていない、もしくは「やる気」が体の奥底でくすぶっていてるわけです。

そして塾に来て、「あ、分かる」「何だかできそうな気がする」という気持ちが芽生え、そこから「やる気」がじわじわ湧いてきて、勉強時間もじわじわ伸び、点数もじわじわ伸びて来る。

点数に関して言えば、あるタイミングで爆発的に伸びるお子さんもよく見られます。勉強の「量」が、「質」に転換されるタイミングが確かにあるのです。それがいつかは分かりませんが。

 

いずれにせよ、「やる気」は、意外と後からついてくるものなのです。

 

ところが。

 

どれだけ長く塾に通っても全く「あ、分かる」「何だかできそうな気がする」の気配がまるでないお子さんも残念ながら見られます。

そうしたお子さんの共通点はただ1つ。

「人の話を聞く態度」が成ってない。

講師が話している最中に、指示していない問題をなぜか勝手に解き始める。

まるで「作戦を聞かずに全自動で敵に突撃する兵士」。戦場では害悪以外の何物でもありませんが、やる気があるという点だけは評価されます。こういうバーサーカータイプの生徒はまだ良い方です。

本当に厄介なのは、突然意識が別世界にワープするタイプのお子さんです。

全生徒が講師の話に耳を傾けているタイミングで、明後日の方向の何もない空間を見つめてボーっとしている。

当てて問題に答えさせようとしても、「え、何ですか?」。

まるで話を聞いていないのだから、「分かる」わけがないのです。

 

声を大にして言いたい。

「やる気」よりも、まず「聞く耳」持ってきてください。そうすれば必ず、成績は伸びますから。

 

 

竹野

 


3月19日 計画性

1882年3月19日。スペインのバルセロナにてある建物の建築が始まりました。

かの有名なサグラダ・ファミリアです。

設計はアントニ・ガウディで、2026年の現在でも完成しておらず、建設が続いているという有名な聖堂です。

当然ながら設計者のガウディも完成した姿を見ること叶わず、今はガウディの遺志を継いだ職人たちの手によって完成に向けて作業が続いています。

どこかで見ましたが、完成予定は2034年ごろらしいです(長い長い…)。

逆に言えば建築途中の姿を見ることができるのもあと数年。2034年以降生まれの人は決して見ることができない工事現場を見てみたいような気もします。

 

ガウディ自身はいつごろまでに完成させるつもりだったのでしょうか。

さすがに最初から150年以上もかかるような計画にはしないと思いますが、その真相は不明です。

 

何事も計画を立てることは大事です。

休日の計画、勉強の計画、仕事の計画などなど、計画を立てることで目標と、それに向かってどのように行動すればよいかの目途が立つからです。行き当たりばったりの行動ではなく、計画に沿った行動をすることで、たとえそれがうまくいかなかったとしても、どこが悪かったのかを振り返ることもでき、それを次に活かすこともできます。

 

もう春休みですね。

春休みの計画、立ててますか?もちろん勉強の計画もしっかりはいってますよね?ね?ね?

 

富樫


3月18日 昨日の敵は、今日の友

 

「対義語」。反対の意味になる言葉のこと。

では、これは何の対義語だと思いますか。

「ゴリラのレクイエム」

 

皆さまもご存知の、あのお菓子です。

そう、

「コアラのマーチ」

です。

 

今日の中1Aの数学で、

「正負の数を使った数量の表し方」という単元を指導しました。

 

この単元の中に、「正負の符号を入れかえて同じ意味にする」という問題がありました。

「+10万円の収入」を「-10万円の支出」と表す問題です。

少し馴染みのない表現ですが、

コツをつかんで問題を解くことができていました。

 

途中、こんな言葉を生徒にかけました。

「この問題のイメージは、

【敵の敵は味方だ】と言い換えるような感じだ」と。

そして返ってきたのは

「え、敵の敵は他人でしょ?」

 

人の捉え方・解釈は十人十色。

同じ言葉でも受け取り方が変わるんだなと改めて感じました。

 

かしま

 

 


3月17日 もう差はついている

 

「英数が大切」

 

 

多くの保護者・学生の皆さまの共通認識かと思います。

理由も共通認識でしょう。

 

 

◯積み重ね教科で、一度つまづいたら取り返すのに莫大なエネルギーが必要

◯高校入試で必ず使う(新潟の私立高校の学力検査は国数英)

◯さらに、大学入試でも両方を回避するのはほぼ不可能

 

 

特に重要なのが「積み重ね教科である」という点。中学校入学前から残酷なほど差がついてしまっていることがほとんどです。

 

 

◯アルファベットが順番通りに正しく書けない

◯ローマ字の知識が抜け落ちているため簡単な単語すら読めない

◯間違った方法で英語を身につけてしまい、”I am play” “Do you from”という呪文を唱えてしまう

◯四則計算の使い分けができない

◯面積や体積の公式など最低限の知識がない

◯分数の計算が満足にできていない、そしてその自覚がない

 

 

特に最後の「分数」について、これが厄介。

分数の計算の精度が低いと、分数を多用する中1の後半でガクンと定期テストの点が落ちます。

しかも、「なぜ点数が下がったか」が分かりにくい。

自分では正しく立式できて計算も正しくできているつもりだから。

小学校の算数のテストが80点台以下だと、中学に入って数学の点数が低迷する危険性が非常に高い。

まあ、全部昔の私の話なのですが。

塾生にも「おやっ?」と思うお子さんがいたりいなかったり。私ごときに「おやっ?」と思われている時点で「修行が足りん」と言わざるを得ません…。

 

とにかく。

 

 

「努力は裏切らないっていう言葉は不正確だ。正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない。」

東進ハイスクールの林修先生の言葉です。

生徒を「正しい方向」に導く「正しい場所」に、我々はなりたい。

 

 

竹野

 

 


3月16日 素直な心で

新中1の授業が始まって、3週目になります。

少しずつ夜の時間帯での授業にも慣れつつあるかなと感じています。

 

現在中1Aの数学と英語を担当していて、

この子たちは飲み込み早いな~と感心しております。

間違えることはありますが、それにしても解くスピードが速い。

間違っているところを指摘してもすぐに気づいて直す素直さもあります。

どうかこのまま成長してほしいな…と願うばかりです。

 

「素直な心になれば、人間は必ず進歩する」

パナソニックの創業者・松下幸之助の言葉です。

「テストで良い点数とりたい!」と思うのであれば、

まずは話を聞き、言われた通りに取り組むこと

一番の近道です。

 

今日の中1を見ていて、そう感じました。

 

かしま

 


3月14日 きっかけ

3月14日です。3.14の並びからは誰もが思い浮かべることでしょう。そう円周率です。

中学生からはπを使って計算しますので、3月14日はパイの日とされているようです。

 

何の因果か、そんな円周率3.14の日に生まれたのがかの有名な物理学者アルベルト・アインシュタインです。

物理学者として有名ですが、もちろん数学の分野でも大活躍を修めた人物であり、3月14日は「数学の日」にもなっているようです。

 

逸話によればアインシュタインは9歳の頃に、ピタゴラスの定理の存在を知り、その証明に没頭したのだとか。

私が9歳のころなど、ポケモンを知り、その収集に没頭していた歳ですから、まったく次元が違うようなそんな気がします。

 

そんな幼いころから天才の片鱗をみせるアインシュタインですが、物理学に興味を持つきっかけとなったのが、5歳の誕生日プレゼントに父親からもらった一つの方位磁石だったそうです。

触れなくても自然と北の方位を指し示す磁針の針を見て、目に見えない力がはたらいて針を動かしていると考えたのが彼を物理の世界に没頭させたきっかけだったようです。

父親も誕生日プレゼントが後の天才物理学者を生み出す一つのきっかけとなるとは思っていなかったのではないでしょうか。

 

人生や運命といってもいいかもしれませんが、それを決定づけるきっかけはどこに転がっているかわからないものです。

それが学校の勉強の中にもあるかもしれません。

私の高校時代の友人は、中学校で理科の時間に天気の授業を聞いたことで興味を持ち、気象予報士を志していました。

皆さんが普段勉強していることの中でも「あれ、これおもしろいな」「興味を惹かれるな」と思うことがあれば、それをきっかけに、将来の自分の道が定まっていくのかもしれません。

 

勉強するのは何のため?

テストでいい点を取るため。志望校に合格するため。

それも大事ですが、一番大事なのは、勉強する中に潜んでいるかもしれない「きっかけ」を見つけることなのかもしれないですね。

 

富樫

 


3月13日 中3ロス

 

毎年のことですが、今年も来ました。

「中3ロス」。

ああ、あのクラスの授業はもうないのか、

という実感が、合格発表と共に一気に押し寄せて来る現象です。

 

 

私は中3Sクラスを3年間担当してきました。

1年生の初期は、塾に慣れていなかったからか皆静かだったなあ。

2年生になると、ずいぶん落ち着きが出てきたっけ。

3年生に上がるころには、貫禄が出てきてたなあ。

…うん、3年間通して泰然自若。

静けさの心地よいクラスでした。珍しい。

あのクラスの授業も、もうないんだなあ…

そんな寂しさとも解放感とも言えない不思議な感覚に、この時期必ず襲われるわけです。

 

 

そして同時に、

「新しく担当するクラスは、この先こうやって育成していこう」

そういうプランが一気に組み上がってくるのもこの時期です。

すでに中1Sクラスの英語の授業は2回行っています。全員英語経験者なだけあって、基礎は盤石…かと思いきや、そうでもない。細かい抜けがある。

これから生徒一人一人のクセや弱点、クラス全体の強みと弱みを更に分析。

卒業していった泰然自若な中3Sクラスでの授業を含め、

これまでに蓄積した全ての経験を動員して、史上最高の授業ができる1年にしよう。

そんなふうに決意を新たにする時期でもあるのです。

おそらく、他の講師も同じでしょう。

 

 

そう、当塾は

講師が全員正社員

なので、講師一人一人の経験の蓄積が学生の非常勤講師とは段違いなのです。

「中3ロス」の数だけ、全員がレベルを上げているのです。

 

さて、どんな1年にしようか。

 

 

竹野

 


3月12日 スタート

本日3月12日は、公立高校の合格発表の日でした。

私たちも各高校の合格発表の場まで赴き、番号の確認に行ってきました。

現地では、掲示板に自分の受験番号が載っているのを見つけ、飛び上がって喜ぶ姿や、友達数人で輪になって喜びあっている姿を目にしました。

また逆に肩を落として掲示板のもとから離れてくる姿や、涙を流しながらご両親とともに会場を去っていく姿も見られました。

 

願わくばこの場にいる全員が合格の喜びを味わってほしい。でもそううまくはいかない現実。

あの場の空気は何年通ってもドキドキしてしまいます。

 

受験生の皆さんお疲れさまでした。

合格発表と同時に、入学までの課題を早速渡されているかと思いますが、頑張って取り組み、高校生活の良いスタートを切ってほしいと思います。

 

そして受験生が受験生でなくなった今日、現中学2年生(新中学3年生)のみなさんが今度は受験生になったわけです。

およそ1年後、皆さんが見せてくれる姿がどれも、喜び、飛び上がる姿であることを祈っています。

 

富樫

 


3月11日 15年

本日3月11日といえば、東日本大震災が発生した日。

津波によって町が飲み込まれたり、

原発事故によって町に立ち入れなくなった地域ができたりと、

未曾有の被害をもたらしました。

あの日から、今日で15年経ちました。

15年前というと、新中3生(現中2生)が生まれた年になりますね。

 

地震発生当時、私は修学旅行で京都に来ていました。

立ち寄った先のお店の方に、

「地震あったけど、大丈夫?」

と声をかけられたときに、そこで初めて地震があったことを知りました。

そのときは被害の大きさまでは分かりませんでしたが、

宿泊先のホテルでニュースを見た時に被害の大きさを知りました。

 

 

この15年の間で、

教科書に「東日本大震災」についての記述が掲載されるようになりました。

そして、当時を直接知らない世代がこれからもどんどん増えていきます。

だからこそ、未曾有の被害があったことを風化させないこと。

これも「学ぶ」「教える」ことの一つの意義だと思います。

 

話は変わりますが、明日は新潟県公立高校入試の合格発表です。

受験生の皆さんに「合格」の花が咲くことを願っています。

 

かしま

 


3月10日 分かれ道

 

引き締めるか、たるむか。

 

高校受験の結果を左右する大きな転換点の一つが、新・中学2年生のこの時期です。

現学年でいうと、ギリギリ中学1年生の皆さんですね。

 

中学校生活を一年間乗り切って、勉強もひと段落。英語も数学も基礎的なところはだいたい乗り切った辺りです。良くも悪くも「こんなもんか」と慣れ始めるこの時期。

襲ってくるのです。

「中だるみ」が。

テンションの糸が、

「だるーん」

とゆるゆるになるイメージです。

 

慣れれば気が抜ける、人間はそういう生き物です、仕方がない。しかし、そういう隙を狙って強敵は攻めてくるものです。

2年生になって最初に習う英語の単元は「接続詞」。

塾では一足先に学習しています(春期講習でまたやりますが)。

ただの「文を2つつなぐやつ」ではありません。「正しい文を、英語独特のリズムで並べないとだめなやつ」です。油断していると、何が間違っているのか分からないまま、あっという間にできなくなります。置いていかれます。

英語だけではありません。数学の文字式と方程式も、進化して再び襲い掛かってきます。

 

そんな危険な時期に、

「だるーん」

…危険です。

 

たるみやすい時期のペースメーカーに

なるのが「塾」であったり。

 

たるみやすい時期のモチベーション維持に

一役買うのが「志望校」

 

何年も前になりますが、

中学2年に進級するタイミングで

「俺、◯高校に行く!」

と一念発起した生徒がいました。

県下トップの一角と言える公立高校です。

自分で決めた「志望校」の存在、そして彼の意志の力には目を見張るものがありました。

1年生の頃は成績も中の中。可もなく不可もなく…いや、ちょっと不可寄りか?という感じでしたが、

中2の最初の定期テストで自己ベストを更新。そして、通知表の点数が1年生の時とはまるで別人のように上がりました。

テストの点だけでなく、提出物や授業態度など、学校生活での態度の全てを改めたのでしょう。

「中だるみ」を見事にはねのけてくれました。

結果、彼は見事に第一志望の公立高校に合格しました。

私立高校に落ちて「背水の陣」で臨んだ入試でしたが、彼は見事に自分の意思を貫いたのです。

 

目標を見失いがちな

「中2になったばかり」

という時期。

これから中学2年生になる皆さんは、そろそろ「志望校」について真剣に考えてみませんか。

ガチで。

 

 

竹野

 


3月9日 積み重ね

 

本日も新中1の授業。

Sクラス数学では数直線と絶対値の授業を行いました。

 

数直線自体は小学生の算数でも出てきているので基本はバッチリ(ですよね・・・?)

そこに新たに負の数の領域が加わっていくのが中学生の数直線の学習です。

 

そして、絶対値。

絶対値と言えばー5や+2のーや+の符号をとったもの。

数字の部分を言うと覚えている人も多いでしょう。実際それでよいのですが・・・。

ですが本来の絶対値の意味は数直線上における原点Oからの距離を意味しています。

そのため、数直線の学習と密接にかかわっているわけですね。

 

でも結局、数から符号を取ってしまえば絶対値はわかるので、スゴーく簡単なのです。

スゴーく簡単ではありますが、定期テストでもしっかり出題されている問題でもあります。

スゴーく簡単だと思うなら、間違うわけにはいきませんよね?

簡単な問題ほど丁寧に、確実に正解して点数を取るようにしたいですね。

 

富樫

 


3月7日 本格始動

いよいよ今日から新中3生の土曜講座が始まります。

ここから1年かけて、受験で戦うための知識をつけていきます。

 

私は、中3Aクラスの国語の授業を担当するので、

古文の解き方や知っておいて欲しい古語単語などをまとめていました。

 

まとめていて思います。

…なんか今年簡単じゃないか、と。

古文では、記述も問題2題ありましたが、いずれも25字以内と40字以内。

令和7年度の古文の記述問題は、15字以内と65字以内。

字数も少なくなり、書きやすい印象を受けました。

また、話も理解しやすい内容でした。

 

新中3Aクラスの生徒たちは、今の段階でどれだけ解けるか。

確認するのが楽しみです。

 

 

 

かしま

 


3月6日 異変

 

公立高校入試の英語の問題。

前年度にも増して

超★簡単

になってしまった…。

 

 

「過去の新潟県の難問」

であったり

「過去の全国の難問」

を解いてきた塾生ならば何の問題もなく解けてしまったことでしょう。

例えば英作文。

一昨年、

「どのようにしてAIを活用しますか?」

からの、昨年。

「どのようにして地域社会に貢献しますか?」

と来て、今年度。

「高校生になってどんな新しいことに挑戦しますか?」

普通!とっても書きやすい!

良いことか?まあ、悪いことではない。

問題があるとすれば、

「当日の試験で差がつきにくかった」

ということくらいでしょうか。

 

 

入試での得点力をバッキバキに鍛えていったスタディー・フィールドの塾生。

しかし、他の受験生もそこそこ点数が取れている、となると。

どこで差が生じるか。

 

 

そうです、

内申点。

 

 

中1・中2の段階から塾に通い、定期テストの点数を着実に取ってきた生徒は、同じ学校を受ける他の受験生とは通知表の点数が違う。

通知表の点数、内申点は、入試当日に絶対に裏切らない最強の味方です。入試であまり差がつかない場合は、内申点で勝負が決まる場合がある。

 

 

…ということで、内申点の重要さを再確認させられた次第であります。

だからと言って入試対策の手を緩めることはありません。来年度の試験は、どうなるか全く分からないのですから。

英作文のトピックが

「使い捨てプラスチック製品の販売は禁止されるべきだと思いますか。その理由も含めて4行以内の英文で書きなさい。」

なんて感じにならないとも限らないのですから。

…ないか。

 

 

竹野

 


3月5日 無限の彼方へ

一度は思う

「これって勉強する意味あるんですか」

「何の役に立つんですか」

 

前回3月2日にも書きましたが、算数が日常で使われやすいことを題材にしているのに対し、数学はより抽象的で、何に使うかよくわからないことを取り上げていたりしますので、そう思うのも無理はないです。

 

 

中学校の各教科を勉強する意味とは。将来何の役に立つのか。

その答えははっきり言って「わからない」です。

 

私と全く同じ人生を歩む人がいるのなら、その人に対しては断言できます。「これは勉強しても、将来使わないよ」と。

ですが人の人生は十人十色。

私の知らない職業や仕事が無数に存在します。

当たり前ですが、その全てにおいて必要となる知識は異なってきます。

人生どう転ぶか、わかる人はいません。10年前の私自身も、今この2026年にこうして塾講師をやっているなんて想像もしていなかったです。

 

将来、やりたいことが見つかったとき、就きたい仕事が見つかったときに、

「実は数学のあの知識が必要ですよ。」

「理科のこの問題が解けないと資格が取れませんよ。」

ということがわかるかもしれないのです。

そうなったとき、未来のあなたは過去の自分を恨むことでしょう。

「なんであの時もっと勉強してなかったんだ!」

 

こんなの勉強しても意味ない。将来絶対使わない。だから勉強しなくていいや。

そういう人が周りにいたら、多分その人は予知能力者か、タイムマシンで未来を見てきたのかのどちらかだと思いましょう。

 

学生の本分は勉強することです。

人生で最も勉強に時間を使える期間です。

 

一見無駄に思える勉強も、将来のための経験値をためる一環になっているかもしれないと思ってみてはどうでしょうか。

 

富樫

 


3月4日 受験本番

本日3月4日、新潟県公立高校入試の当日でした。

受験生の皆さま、今日まで1年間お疲れさまでした。

 

新潟日報オンラインでは問題速報が出ていました。

(会員登録が必要ですが、気になる人は調べてみてください)

今年の問題はどうだっただろうか…

まさか漢文の読解出ていなかっただろうか…

去年は国語も社会も前年より易化したから難化しただろうか…

そんなことを思いながら、問題を見て解いていました。

 

あくまで個人的な感覚ですが、

国語と社会に関しては、去年と比べて難易度は大きく変わっていないなという印象を抱きました。

形式も大きな変更は見られませんでした。

 

今年の3年生から公立高校入試の制度が変わります。

受験日程も前倒しとなり、受験までもうすでに1年を切っています。

受験に向けた準備をもう始めていく必要があります。

 

受験準備したいなと思っている人は、明日の新潟日報の朝刊にも載りますので、

ぜひ確認して下さい。

 

彼を知り己を知れば百戦殆うからず。

自分の苦手・得意を知っているだけでなく、

どんな問題が出題されたのかを知るのも、大事な一歩です。

 

かしま

 


3月3日 高校入試と定期テストのちぐはぐ(英語)

 

今日は3月3日。

そう。「耳の日」。

耳といえばリスニング。明日行われる高校入試、リスニングの配点は驚異の

30点

定期テストでは10~20点。大分ズレがあります。

 

 

リスニング以外もかなり異なります。

定期テストでよく出る文法の問題。「記号選択問題」「空欄補充問題」「単語書きかえ問題」「語順整除問題」などなど、定期テストでは30点分くらいになる文法関連の問題。

入試では10点分ほどしか出ません。

他は全て読解と作文。

 

 

文法の知識がなければ読解も作文もできたものではないので、文法が無駄というわけではありません。

ただ、

求められる頭の使い方

(あと耳の使い方)

これが定期テストと入試ではまるで違う。

 

 

また、他県では大学入試共通テストの傾向に合わせて問題の形が変容していったり…という傾向が見られることもありますが、新潟に関してはそれがほぼない。

昔からの「新潟スタイル」を貫いている。

しかし、塾としては、あらゆる可能性に備えて対策を講じておかなければならない。

昨年、国語に突然漢文の問題が出たように、英語を含めた他教科でもどのような変化があるか分からない。

オールラウンドな対策が求められるわけです。定期テスト「だけ」を視野に入れていては、間に合わない。

 

 

というわけで明日、高校入試の日に、

新中3、始動。楽しみです。

 

 

そして、明日高校入試に臨む

新潟の全ての受験生に幸あれ。

 

 

竹野

 

 


3月2日 Ready Steady Go!

3月が始まりました。日中もだいぶ過ごしやすい気温になってきました。

5歳になった長男からしょっちゅう公園に連れて行ってほしいリクエストを受けています。

 

スタディーフィールドでは3月から新学年授業を開始します。

昨日は塾がお休みでしたので、本日2日が新学年授業スタートの日です。

 

本日、わたしは新中学1年生の数学の授業を担当しました。

そう、「数学」です。もう「算数」ではないのです。

授業でも少し触れたのですが、算数と数学の違いとは何なのでしょうか。

 

簡単に言えば、「結果」を重視するのが「算数」で、「過程」を重視するのが「数学」といったところです。

小学生の「算数」は具体的な数字で表される問題を正確に計算して答えを導くことが主であり、これを身につけることが大前提となっています(整数・小数・分数の四則計算など)。

そして中学生の「数学」ではそれらの「計算」は当然できたうえで、答えを導くための「過程」を重視し、日常的な事象をより抽象化{未知数をx(エックス)とおいたり、なぜか動く点Pなどが代表例でしょうか}して、式や証明といった形で表現する術を身につけることが主となります。

 

そう、数学は全体的に「イメージしにくい」んです。

 

そんなイメージしにくい数学の勉強を、本日からスタートしました。

中学生最初の相手は「正の数と負の数」です。

まだイメージしやすい方かもしれませんが、それでもこれまでの「算数」の勉強の中では踏み込むことのなかった0より小さい数という領域の話なので、日常とは少し離れた話になりそうです。

 

何事も最初が肝心。

今から繰り返し練習して、中学生の学習の幸先のいいスタートを切れるよう、授業を行っていきます。

 

目指せ、前期テスト100点!

 

富樫

 


 

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