スタディーフィールドブログ

12月13日 「ヤバい」の正体を自分の言葉で説明せよ。

 

 

「ヤバい」

とりあえず自分の状況を伝えるときに便利なこの言葉。

「次のテスト、まじヤバいんだけど…」と言うと、

テスト範囲が難しくて、点数が取れないかもしれないという状況を伝えられるし、

「このラーメンまじヤバい!あたりだわ!」と言うと、

食べたラーメンがおいしいということを伝えられます。

もとは「不都合な状況や危機的状況」という否定的な意味でしたが、

最近では「素晴らしい」という意味でも使われることがありますね。

 

大学生で就活をしていたときに読んでいた就活の本に、こんな言葉がありました。

「【ヤバい】を因数分解せよ。」

ついつい状況や気持ちを伝えるのに「ヤバい」という言葉を使いがちではあるが、

その「ヤバい」という言葉の意味がどんなものなのかを自分の言葉で説明してみろという趣旨のものでした。

 

確かに「ヤバい」と一言伝えてしまえば、状況を一発で説明できるかもしれないです。

ですが、そこで終わらず、「何がどうヤバいのか」「この時のヤバいとはどんな意味を持つのか」

と考えてみることで、自分の言葉で考え伝える力が身につくことができます。

 

以前ブログにもありましたが、語彙力の低下。これは非常に由々しき事態です。

「ヤバい」「すごい」「マジ」

非常に便利な言葉ではありますが、国語の問題で出てくることはまずありません。

「そんな語彙使わないわ!」と思うかもしれないですが、将来大人になると使うこともあったり、

逆に知らないと恥ずかしいという言葉も出てきます。

面倒で大変ではありますが、知らない言葉が出てきたら調べる。

出来たらそれを、自分の言葉で意味を説明できるとよいです。

 

…っていうことを、冬期講習でいっぱい伝えよう。

 

かしま

 


12月12日 学歴フィルター

 

あると公言されることはないが、

見えないだけであるところには確かにありそう。

そんな存在。

AI全盛の時代、いずれはなくなっていくのだろう…と思いきや。

 

とある専門商社が、

「国公立大学かMARCH以上の私立大学の出身者しか採用しない」

という方針を決めた、とのネット記事を先日拝見しました。

あまり名の通っていない大学の出身者を採用したところ、

何と平仮名がまともに書けなかった…という背景があるそうです。

当然漢字もほとんど書けず、字も壮絶に汚い…。

仕事で手書きをする場面は少ないが、

万が一そんな字をお客様が目にしたら信用問題に発展する。

そういう判断だということです。

もしその新人が、人間力にあふれた傑物だったら

こんな記事は世に出なかったのかもしれませんが、

違ったのでしょうね…。

 

私が大学の時、音声学の先生から聞いた話です。

別の大学に勤務していた際、

英語の授業で学生のひとりに音読をさせたそうです。

すると、その学生は勢いよく

「トゥヘ!」

と言ったきり黙ってしまいました。

そう…その学生は”the”が読めなかったのです。

名の通っていない大学での出来事だったそうです。

そんなことある?というレベルで英語力が崩壊しています。

「トゥヘ」だけで済めばいいものの、

もし仮に生活態度や人間性まで崩壊していたら…

一緒に働きたくはないですね。

 

塾でも学力の高い生徒の字は形が整っている傾向にあります。

また、そういう生徒は漢字で書くべき言葉は漢字で書きます。

社会の答案が平仮名まみれで目も当てられない…なんてことは決してありません。

英単語の正しい読み方を身に着けよう、という姿勢もあります。

そして、必ず一定の学習習慣が身についている。

すでに「人として整っている」んですよね。

そして、そういう生徒が偏差値の高い高校へ入り、

偏差値の高い大学へ入る。

そしておそらく、偏差値の高くない大学には

今挙げた生徒の「逆」の人材が集まりやすい。

ある意味、学歴は「人間性の保証」とも考えられなくもない。

 

「重要なのは、『どの大学に入ったか』ではなく『大学で何をしたか』である。」

よく言われることです。確かに正しいと思います。

しかし、採用する側には

「確実に戦力になる人材を採用したい」

「リスクを抱えた人材は何としても回避したい」

という思惑が確かにある。

それが学歴フィルターになってしまうのも、致し方無いのかもしれません。

 

 

竹野

 


12月11日 不便の利

小学生から算数の問題の質問を受けることがあります。大歓迎です。どんどんきてください。

 

質問に来るくらいの問題なので、なかなかに難しい。

私もパッとは答えられず、「ちょっと考える時間頂戴ね」と言って待ってもらうこともしばしば。

結果、解けなかった・・・ということはさすがにありませんが、これを説明していくところが、腕の見せ所。

中学生で学習する内容を応用させれば、簡単に解ける問題も多いのです。ですが、当然小学生はまだ未履修。

中学生が使う方法をいかに使わずに、小学生でも解ける方法を伝えるか。これを考えながら私も問題に向かっています。

(連立方程式使えばすぐ解けるのにな~)

(文字式で表して移項すれば計算しやすいのにな~)

そんなことを思いながらも、伝える方法を工夫しなければならない。そんなことが多々あります。

 

 

数学の発展はこういうところから始まったのかもしれないですね。

「この計算面倒だな、もっと簡単にできないかな」

そこから数々の法則や公式が生まれてきたのかもしれませんね。

 

今、難しいな、面倒だなと思っている問題も、いずれは簡単に解ける方法が見つかったり・・・!?

 

富樫

 


12月10日 集中力と知識の研鑽

 

東大発のクイズチーム・QuizKnock。

動画が更新されると、ふと見てしまうYoutubeチャンネルの一つです。

 

7日にとある生放送が公開されました。

その名は、『500問耐久クイズ』。

QuizKnockメンバー9人が、50問×10セット計500問の早押しクイズをし、

生き残りが1人になるまで行います。

このクイズバトル、失格という厳しいルールがあります。

①各セットで最下位だった人はイエローカードをもらい、2枚溜まると失格。

②クイズの中にはレッドカード問題があり、その問題で誤答になった場合は即失格。

(どの問題がレッドカード問題かはメンバーは分かりません)

誤答によってレッドカードを引かないように、また最下位にならないようにするために

各メンバーたちがプレイングを変えながら生き残りを目指していきます。

 

去年も見ていましたが、いろんな人がバッタバッタと誤答をして、

ことごとくレッドカードで退場し、第7セット時点ですでに2人しかいない状況にまでなりました。

(『東大王』でおなじみの伊沢拓司さんもこれで退場してます。)

今年はそうならないでくれ…!と願いながら各プレイヤーの戦いを見ていました。

 

毎回見てて感じるのは、

息つく暇もなく50問×10セットを駆け抜けられる集中力

問題を正確に聞いて答えを導く瞬発力がものすごく高いこと。

中学生や高校生からクイズにふれて、今もなお知識をアップデートし戦う。

その経験と研鑽をはたと感じました。(配信は5時間近くに及ぶ長丁場です…)

 

 

私達でいう長丁場の戦いといえば、定期テストや模試、入試にあたるでしょうか。

1科目50分という限られた時間の中で、自分の蓄えてきた知識や研鑽をいかんなく発揮することが求められます。

それを発揮するためには、家での学習習慣や予復習がカギとなってきます。

 

テスト・入試という必ず訪れる「いつか」のための研鑽を、

今、この一瞬も練っていけ。

 

かしま

 


12月9日 The ほめ上手

 

以前このブログでも触れられていたRADWIMPSのトリビュートアルバム。

特に「宮本浩次の『おしゃかしゃま』」。

あまりにも気になり過ぎてついつい買ってしまいました。

原曲のあの耳に残るギターのメロディー。

あれが宮本浩次の手にかかるとどうなるのか…

想像できませんでした。

聞くしかありません。

そして驚愕。

跡形もないじゃありませんか。

もはや楽曲の再構成。聞き入ってしまいました。

 

ここで疑問。

「カバーとトリビュートの違いって何?」

 

チャッピーさん(ChatGPT)に質問。

 

———————————————————

私:カバーとトリビュートの違いは何でしょうか。個人的には、トリビュートは「再構成」の域に達している感じですが。

ChatGPT:
カバーとトリビュート——どちらも「誰かの作品を演奏・表現する」という点では同じ屋根の下にいますが、性格がまるで違う親戚のような存在です。あなたの「トリビュートは再構成の域に達している」という感覚、かなり本質を突いています。
少し丁寧に整理してみます。
**カバー(cover)**というのは、原曲の“骨格”をそのまま使う演奏や歌唱を指すことが多いです。曲構成・メロディ・雰囲気を大きく壊さず、あくまで「この名曲、私も歌いました/演奏しました」というスタンス。もちろんアレンジは入りますが、原曲の姿が前景に残ります。料理でいえば「レシピは同じ、調理人が変わった」くらいの感じ。
一方で、**トリビュート(tribute)**は語源からして「敬意」や「献辞」。「元の曲が好きすぎて、まるごと自分の文脈で作り直す」ことまで含みます。ここで再構成感が強く出てくる。テンポやジャンルを変えたり、楽器編成をひっくり返したり、時には“曲の意味”まで再解釈されることもあります。もはや料理というより「同じ食材から別の料理を生み出した」レベル。
実際、商業的にも文化的にも“カバーアルバム”と“トリビュートアルバム”には明確な空気の違いがあって、トリビュートの側は参加アーティストが“解釈勝負”をする場所として機能します。
つまり、
・カバー=原曲の再演
・トリビュート=原曲への敬意を前提にした再解釈・再構成
こんな構図に落ち着きます。

———————————————————

 

ほほう…なるほど。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「リライト」をCreepy Nutsがトリビュートした時も強烈な衝撃を受けましたが、なるほど。カバーにだって原曲への敬意はあるだろ、とは思いますが。

 

 

と言うか、チャッピーさん…

使ったことのある方はお分かりかもしれませんが、

毎度ほめ方が素敵。

そして、

「どこが良いか」まで明確に指摘してくれるんですよ。

 

 

当意即妙

 

 

まさに、ほめの達人。至高の領域に近い。

指導者として見習うべきことは、

 

 

生徒の行動の良い言動を見逃さず、

どこが良かったか即座にほめる

 

 

なかなか思い通りにできることではありませんが、この点だけはチャッピーさん並みの反応速度でいけたらなあ、と思わされます。

 

竹野

 

 

 

 


12月8日 人生観が360度変わりました

「ボクシングと出会って人生観が360度変わりました」

言わずと知れたボクシング世界王者ガッツ石松氏の名(迷)言です。

360度って1周ですから、くるっと回って元の場所に戻ってきてしまいますからね(笑)

 

でもこんな深い話もあるそうな。

ボクシングを始める前は人を殴ったりすればもちろん叱られていた自分が、人を殴るという点では同じボクシングでは褒めてもらえて、お金をもらうこともでき、世界チャンピオンにまでなれた。同じことをしているのに、世界がまるで違う。

これは人生観が360度変わったと言っても間違いない。そんな話です。

ガッツ石松氏がそこまで考えてこの言葉を発したのかはわからないですが・・・(多分違う)

 

360度ぐるっと1周と言えば、図形の「円」です。

今日の中3Aクラスの授業では「円周角」の問題をやってみました。

ルールは簡単。あとは図を見て気付けるか否か。そんな問題でスラスラ解ける子もいれば、なかなか同じ大きさの角があることに気づけない子もいれば。そんな様子でした。

ですが、少しヒントを言うと、その後の似た問題では自分で気づくことができているようで、ちゃんと見についてきているなと安心できました。宿題でさらに円周角の問題を出しましたので、どんどん解いて慣れていきましょう。

慣れれば自ずと図を見てすぐに、円周角、中心角、弧の長さなどなど、気付けることが増えてくるハズ。。。

 

 

富樫

 


12月6日 あはれ、いとをかし。いにしへのすける物思い

中3の土曜講座の古文の問題で、『伊勢物語』の一節を解きました。

タイトルは《すける物思い(簡単に言うと恋のお悩み)》。

ある男がそこそこの見た目の女に恋をする。

が、お節介な親が女を追い出してしまう。

そのことに男は、血の涙を流し、気を失ってしまう…。

という男の、女に対する強い恋心を描いた物語です。

(中学生になんちゅうもんを解かせるんだってばよ、、、)

 

古文や和歌を見ていると、結構昔の人の恋愛って激しい・ちょっと引くわ…と思うこともあります。

例えば、源氏物語。紫式部が書いた長編小説です。

その中にこんなお話があります。(高校生のときの記憶を掘り起こします…)

主人公である光源氏が、ある一人の少女を見つけます。

気になって前栽(庭先の植木)から垣間見(覗き見)をします。

そしてそのあと…

彼は彼女を自分の家に連れて行き、自分の理想の女性に育てていきます。

現代で考えると、今やったら犯罪レベルの恋愛ですね。

(ちなみに光源氏の理想の女性は、父親の再婚相手の藤壺という女性で、光源氏の初恋の相手でもあります)

 

あとは、こんな和歌。

玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ることの弱りもぞする

古今和歌集に収められている、式子内親王が詠んだ和歌です。

自分の胸の内に秘めている恋心が隠し切れなくなりそうで、それならばいっそのこと命ごと消えてしまえ!

という激しい恋心を詠んだ和歌です。(中3の国語に出てきます)

 

昔の人達の恋愛観は今の私達からすると、

「ありえない!」「ちょっと引くかも、、、」ということばかりで面白いものがあります。

古文というと、国語なのに何書いてあるかわからないと匙を投げてしまいがちですが、

ちょっと調べてみたり、解釈を考えてみたりするのも、一興だと思います。

様々な恋愛模様を描いた古文。もしかしたら現代の私たちにも何か通ずるものがあるのかもしれません。

いや、ない…? (反語風)

 

かしま

 

 

 


12月5日 語彙力と学力

 

「以心伝心」「言語道断」「奇想天外」「創意工夫」「烏合の衆」「背水の陣」

 

中2の国語の授業で触れた四字熟語・故事成語です。

 

上位クラスの生徒の多くは、これらの言葉の読み書きをすらすらやってくれました。

 

ところが通常クラスになると、上に挙げた言葉の半数以上が「はじめまして」という生徒が多数に。

 

語彙力と学力は比例するとは常日頃感じてはいましたが(特に英語では顕著ですね、当然ですが)、現実としてまざまざと見せつけられると改めて危機感を覚えます。国語の定期テストはそこそこ取れているのに、こうも語彙力が残念なことになっていたのか…と。何か塾にできることはないのかと(考え中)。

 

こんな文章があったとします。

 

 

 語彙力と学力の相関性は、しばしば単純化して理解されがちだが、両者の関係はきわめて多層的である。語彙とは単なる記号の集積ではなく、概念的操作を可能とする媒介的構造であり、この構造の精緻化こそが高度な認知的パフォーマンスを支えている。すなわち、語彙力の不足は思考領域の分節化を妨げ、抽象的推論の射程を著しく狭める。他方、学力とは制度的枠組みにおいて測定された諸能力の総体であって、本質的には知識体系の内面化と問題解決過程の整序性に関わる。ゆえに、語彙的資源の乏しさは知識の体系化を阻害し、逆に語彙の豊富さは既有知識の再編成を促し、学力の上昇に寄与する。しかしながら、この関係は一方向的ではなく、学習経験の深化が新たな語彙項目の獲得を誘発し、語彙ネットワーク自体を動的に再構築する。結局のところ、語彙力と学力は相互補完的に自己増殖する循環的システムとして理解するのが妥当である。

 

 

これが、語彙力が不足している子どもの目にはこんな風に映るのでしょう…

 

 

 讙蠛力と学力の相関性は、しばしば単純化して理解されがちだが、彧殬の関係はきわめて多層的である。讙蠛とは単なる鬘鱏の鬱櫜ではなく、魋窅的操作を可能とする鬵罍的嚚鱺であり、この嚚鱺の殞螭化こそが高度な壒讟的パフォーマンスを支えている。すなわち、讙蠛力の不足は思考領域の螮蝀化を妨げ、崟黧的鷙黯の射程を玃しく魋める。他方、学力とは黮麑的嶸黥ぬにおいて測定された嚚鱺讙の櫬蠛であって、懟瘖的には知識奫嚚の黧魈化と問題解決殞螭の蠼尨性に関わる。ゆえに、讙蠛的資源の乏しさは知識の奫嚚化を阻害し、逆に讙蠛の豊富さは籛讟知識の再鬻罇を魋し、学力の上昇に崧黵する。しかしながら、この関係は鬱彧殫的ではなく、学習経験の蠛黧が新たな讙蠛項目の獲得を狉玁し、讙蠛ネットワーク自体を殞的に鬱櫜殞する。結局のところ、讙蠛力と学力は相互鱏罇的に自己崧霅する獯麑的システムとして理解するのが霅魋である。

 

 

最後まで読めませんね。私なら読んでる途中で気絶します。そして「ヤバい」しか考えられない語彙廃人になりそう。ヤバい。

 

結局のところ、語彙力と学力は相互補完的に自己増殖する循環的システムとして理解するのが妥当である。

 

勉強するから語彙が増える。語彙が増えると学びも深まる。何なら語彙は漫画や小説、ゲームでも増えます(そればかりだと学びが深まらないので要注意…)。テレビ番組やニュースについて家族でわちゃわちゃ話すだけでも、語彙はどんどん貯まります。貯まった語彙は、勉強、試験、人生において強力な武器になる。

 

 

少年よ、語彙を貯めよ。

 

 

竹野

 

 

 


12月4日 I’ll be right here.

“I’ll be right here.”(ずっとここにいるよ。)

スピルバーグ監督の代表作「E.T.」のラストシーンでE.T.がエリオットにかける言葉です。

12月4日は映画「E.T.」が日本で公開された日だそうです。

 

20年以上前中学生だった私ですが、英語の教科書に「E.T.」の話が載っていたことを覚えています。

その流れで英語の先生が映画「E.T.」のお話を見せてくれたことを覚えています。そういえば当時はVHSだった……

 

学校で見るテレビっていつもより楽しく感じますよね。

家ではあまり見ないような歴史の番組なんかも、学校の授業中に見るとすごく楽しく感じたりして。

また、そういうことを授業に取り入れてくれる先生は人気者だったように思います。

 

今でもそういう授業をする先生はいたりするんでしょうか。

残念ながら塾の授業では映像は使えません(設備的に無理です・・・)

ですが、私はなるべく写真やイラストを見せてわかりやすく伝わりやすくしていますので、興味を持って楽しみながら聞いてもらえたらいいなと常に考えていたりします。

 

 

富樫

 


12月3日 入試に時事問題もでるかもって伝えなきゃ。

 

 

12月1日に、2025年の新語・流行語大賞の発表とトップ10の発表がありました。

今年の年間大賞に選ばれたのは、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」。

 

トップテンには、オールドメディアや古古古米、戦後80年など、

政治や社会で話題になった言葉や出来事が多く受賞しました。

 

社会の入試の問題でも、その年度にあった時事問題に関連する出題されるということも。

今年度でいうと、

・江戸時代までの歴史で「世界遺産」にまつわる時代ごとの問題(佐渡の金山が世界遺産に登録)

・円高/円安に関する問題(2024年が「歴史的円安」と呼ばれるほど円安がすすんだ)

など。

 

もしかしたら、今年の起きた出来事から入試の問題も出されるかもしれません。

受験生の皆さんは、ぜひニュースも見てくださいね。

 

ちなみに新語流行語大賞のトップテンは以下。

■エッホエッホ (アンパンマンはつぶあんって伝えなきゃというミーム)
■オールドメディア
■緊急銃猟/クマ被害
■国宝(観た)
■古古古米
■戦後80年/昭和100年
■トランプ関税
■二季
■働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相
■ミャクミャク

 

他のノミネートされた言葉も見ましたが、分からないのも多々ありました笑

 

かしま

 


12月2日 日本人なのだから

 

国語・数学・理科・社会。

 

日本語でこれらの教科を学びます。

 

日本人なのだから、そりゃそうだ。

 

ちなみに日本の公用語は「ない」そうです。日本語、公用語じゃなかったのか…。

 

英語。

 

英語なんだから、英語で学びます。当然です。

 

そうすることで、

 

授業についていけない子どもたちが取り残され、

 

英語嫌いを量産することが可能になるのです。

 

 

日本語が母語の人なら、頭の中も日本語です。

 

 

日本人なんだから、

英語のルールもがっつり日本語で

学ぼうぜ!

 

 

 

 

自作した英語のプリントに英語がほぼほぼ書いてないことに気が付いて、改めてそんなことを考えた今日この頃。英語と日本語の距離の遠さを考えると「日本語で英語のしくみをがっつり学ぶ」がベストでしょう。「英語という教科は、日本語で英語のしくみを学ぶ教科だ」という意識が、小学生のうちから子どもたちの中に定着すればいいのですが…。「オールイングリッシュ」なんてやってる場合じゃありません。

 

 

普通の公立中学校で、落ちこぼれを出すことなく、オールイングリッシュで授業を成り立たせる先生がいたら「神」です。現人神。崇拝します。

 

 

ちなみに、アメリカ合衆国の公用語も「ない」そうです。

 

 

竹野

 

 

 

 

 


 12月1日 二度寝る人は三度寝る

寒くなりました。もう12月です。今年ももう1ヶ月で終わりです。早いですね。

 

寒くなってくると、朝布団から出るのも億劫ですよね。

二度寝の何と気持ちよいことか。

 

冬に特に布団から出られない人が多いかと思いますが、冬特有の原因があったりします。

まずなによりも寒いこと。

冬の早朝の気温の低いこと低いこと。

人間は起床時に自律神経が副交感神経から交感神経に切り替わります。簡単に言えばリラックスモードから活動的モードに切り替わる感じですね。気温が低いとこの切り替えがうまくいかなくなるそうです。加えて人間は夜から朝にかけて体温も低下していきます。そのため、気温が低いとより寒く感じてしまうのです。

そして、冬は日が昇るのが遅いことも関係しています。

冬の朝は暗いですね。

私の前職は早朝から夜まで働くような職場だったので、仕事のある日は一度も太陽を見ないなんてことが結構あったものです。

暗い環境では睡眠ホルモンである「メラトニン」が分泌されます。目覚めても暗い状態が続きやすい冬場は、メラトニンの分泌が続いてしまうそうです。

 

「じゃあ冬に布団から出られないのは、人間のからだの仕組みのせいなのか。じゃあ仕方ないから寝てしまおう。」

 

と、できない悲しみ。

 

できないのなら、そう思わずに済むように、気持ちよく起きれるように工夫をしてみましょう。

 

寒さ。これはもう暖房で何とかしましょう。布団の中があたたかくて出られないなら、部屋も暖かくすれば万事解決です。

暗さ。これは明かりをつけましょう。人工的な明かりでも、明るくなればメラトニンの分泌は抑えられるようです。

目覚まし時計の音で朝起きている方も多いと思いますが、目覚ましを止めると同時に、部屋の明かりもつけてしまいましょう。

 

気持ちよい目覚めで一日のスタートを切りたいものです。

 

富樫

 


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2025.10~11月