スタディーフィールドブログ 2026.11

 


11月7日 積み重ね

私事ではございますが、積み立てnisaと呼ばれる投資?のようなものを始めてからかれこれ4年が経過したと運用サイトから連絡が来ました。友人の勧めでおっかなびっくり始めたのですが、なんやかんや続けて今に至ります。ですが、それで積みあがった金額もバカにはならないものでした。

 

こんな風に最初がつらいだけ。あとは、知らない間に勝手に積みあがっていくなんてのが負担が少ないでしょう。しかし、現実はなにかと実行し続けることで自己の経験値として積み上げていく状況のほうが多いでしょう。

そもそも、教科一つとってもひとっ飛びですべて理解できるほど効率のいい方は相当技量が高いと思います。

数学の積み重ねの例としては、

文字式の書き方を理解する→一次方程式を作って解けるようになる(中一まで)→二元一次方程式を使えるようになる(中二まで)→二次方程式を使えるようになる…

というのが一番わかりやすいでしょうか。

根底にある原則の地盤を重ねて、派生問題という枝葉の分野を攻略し、自分の中で意識せずとも勝手に解答できるように手が動くレベルに達する。

ローマは一日にして成らず。地盤づくりと反復練習という泥臭い形をもって、自己の中での「学習」の技能が身につくのではないでしょうか?

 

方程式の解き方一つ取ってみても、

①何を求めたいのか②そのためには何についての方程式を立てるべきか

③効率よく解くために必要なことはなにか④自分が行った計算に誤差はないのか

とかなりの段階を踏んでおります。

 

そこをおろそかにしないように、毎日30分でも向き合う時間を設けて記憶の土壌を耕していくことが必要になります。

 

他の記事でも話がありますが、選択肢問題一つとっても答えだけ確認するのと、誤答に関する理由を追求するのでは、定着・確認を踏む回数が違います。

証明問題のように、自分がなぜそう考えたかの根拠を明示しながら解答に向き合っていくと理解度もそれに応じて向上すると考えられます。

 

以上のことを無理なくやれるようにゴールやご褒美を設定することも継続のヒケツなので、そこは御家族と相談の上で無理の範囲で実行してください。

 

 

新澤

11月6日 サクッと深掘り

 

本日の中3社会は特別編成。定期テストが終わった学校の生徒と、まだ定期テストが終わっていない学校の生徒にクラスを分けて授業を行いました。

「定期テスト終わった組」の授業は入試対策です。「限られた時間で効率よく答えにたどり着く考え方」を身につけつつ、抜けている知識を回収することが目的となります。

 

ところで、新潟県の公立高校入試は、100点満点の半分以上が「記号選択問題」。選択問題を侮ってはいけないのです。ということで、授業では不正解の選択肢についてもサクッと深掘りします。

 

例えば、

問:日中戦争のきっかけとなった出来事は何か。

ア 盧溝橋事件

イ 柳条湖事件

ウ 義和団事件

エ 江華島事件

答えは「ア」です。しかし、「答えはアです!はい次!」ではあまりにもMOTTAINAI。残りの選択肢も成長のための立派な資源です。

「イ」の柳条湖事件については、「これは何という出来事のきっかけか?」

答えは満州事変です。「柳条湖事件→満州事変」は、「盧溝橋事件→日中戦争」と混ざりやすいので注意が必要です。

「ウ」の義和団事件については、「これは2つの出来事の間に起きたが、2つの出来事とは何か?」

答えは日清戦争と日露戦争の間です。日本とロシアの関係悪化の一因となった重要な事件です。出来事が起きた順番を押さえておくことも重要です。

「エ」の江華島事件については、「この後何が起きたか?」

答えは「日朝修好条規が結ばれた(と言うか日本が押し付けた)」です。敢えて不親切極まりない質問をして、生徒の理解度を確かめることもあります。ちなみに、「この後何が起きた?」でしっかり答えてくる生徒もいます。かなりの強者です。

 

このように、授業では「サクッと深掘り」を心がけています。思い切り深掘りしていると、肝心の問題演習に使える時間が減ってしまいます。バランスが難しい…。

家庭学習では、不正解の選択肢に見覚えのない言葉が含まれていたら、教科書を駆使して徹底的に深掘りしてもいいかもしれません。教科書は巻末に索引がありますので、社会科辞典としても活用できるのです。

なお、中3社会は冬期講習までに中学の全内容を終了し、冬期講習からは入試対策のみ行っていく予定です。細かい知識の抜けは「サクッと深掘り」で埋めていきます。

不正解の選択肢も資源です。放置はMOTTAINAI。

 

竹野

 


11月5日 キャヴェンディッシュの法則?

聞いたことのない法則名です。当然です。教科書にもどこにも載っていません。

ではこれは何か。

実は電流と電圧の比例関係を表すいわゆる「オームの法則」と同じものです。

 

え? どういうこと? 同じ内容の法則が2つ?

 

答えはこうです。

じつはオームさんがオームの法則を発表するより前に、すでに同じ法則を発見していた人物がいた。それがこのキャヴェンディッシュさんなのです。それも40年以上も前に、です。

ではなぜ私たちはその法則を「オームの法則」と呼び、発見者である「キャヴェンディッシュの法則」と呼ばずにいるのか。

キャベンディッシュさん、発見はしたけど発表をしなかったのです。様々な実験を経て、電流と電圧に比例関係があることを発見(しかも自分の身体に電流を流したりして実験していたとか・・・)したのですが、それを公表しなかった。

彼は優れた科学者だったのですが、その成果を積極的に公表するタイプじゃなかったらしいのです。

もし、彼がこれを発表していたら・・・

数百年にわたり自身の名を冠した法則名を世界中の人が知ることになっていたであろうのに・・・もったいない・・・

 

そんな悲しきキャヴェ・・・ではなく「オームの法則」の復習授業を本日は行いました。

まだテストが終わっていない学校で、テスト範囲に含まれるところもあるため、繰り返し練習を行っていきます。

何度も言っていますが、新潟県の公立高校入試問題ではオームの法則を使う問題がものすごーくよく出題されています。

今のうちに完璧にマスターしておくと、受験勉強も捗るというものです。

電流・電圧・抵抗の3つの値を基に計算したり、直列・並列回路それぞれの特徴を考えながら計算をしたり、問題のバリエーションもなかなかのものですが、一つ一つ解説しながら計算の仕方を覚えてもらっています。

 

冒頭の話に戻ります。

「科学的発見に、第一発見者の名がつくことはない」

これをスティグラーの法則と言います。まさに上記のキャヴェンディッシュとオームの関係と同じですね。

「法則」とつくぐらいですから、他にも同じような例が多数あるのです。

興味があれば調べてみてください。

ちなみにスティグラーの法則もスティグラー以前の人がすでに発見していた法則なんだとか。

 

科学界、意外と言ったもん勝ちなのかもしれない。

 

富樫


11/4 自信

テスト当日を迎え、今までの研鑽の成果の見せ所を披露できていますでしょうか?

それとも、そろそろ迎える本番に向けて腕を磨いている方もいるでしょうか?

どちらにしても、やればやるほど表題の『自信』の問題に突き当たります。

 

できている自分を積み重ねていくことが自分に自信を持つことの大きな一歩です。

学校などでも重ねて言われることがありますが、本番で間違えないために今間違えておくことは非常に有用です。ある程度勉強すると時間や量・質にかかわらず、根拠があいまいな自信が出てきます。そこから、単元テストや抜き打ちプリントなどで挫折を味わいます。「ほんとうにこれでいいのか?」という不安は、最たるものです。

そうして、課題を見つけたのちにまた勉強に向き合う→挫折を経験する…の繰り返しになります。

 

しかし、こうした繰り返しの中でも挫折によって記憶や経験が0になるのかといえばそうではありません。振り返ってみると「前よりはこの分野ができていた」・「個々の問題を迷うことはなくなった」といった点が回を重ねるごとに増えていくことでしょう。そうした積み重ねのもとに、自信や記憶は作られていきます。そうすることにより、経験を積み上げれば「あの時にできていた」という証拠を手に入れ、あいまいな形の『自信』が強固なものとして完成します。

 

自信の強度や程度に関しては、個人差が見られますが形成の手順についてはたいていの人が通る道になるかと思います。

不安になってしまうことは、「自分の準備が不足していた」とうつむくだけではありません。自分が真剣に勉強に向き合って、「ここもやっておく必要がある」と確認を踏むと考えて、邁進しましょう。

 

最後に、社会の間違えやすいところ各学年ごとに。

 

中1地理:アルファベットの付く組織

ASEAN→東南アジアの連合組織。

OPEC→原油産出国が加盟する国際機関。

アジアNIES→1980年代にかけて急成長したアジアの地域の名称。韓国・台湾・香港・シンガポールが該当する。

 

中2歴史:

江戸時代における将軍・老中の改革

徳川吉宗→享保の改革:目安箱の設置、上げ米制の実施、公事方御定書など

田沼意次→改革の名称なし:株仲間の公認、銅の貿易、印旛沼の干拓など

松平定信(吉宗の孫)→寛政の改革:囲い米制度、朱子学推奨、札差(金貸し)から旗本・御家人への借金免除

水野忠邦→天保の改革:株仲間の解散、人返し(農民を江戸から農村へ帰す)の法、大阪・江戸の周辺を幕府の領土にしようとした。

 

中3公民:

日本国憲法条文

第十二条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」

第十四条「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」

第二十五条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

第四十一条「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」

 

新澤


11/3 入試はだいたい「これ」なので

 

いよいよ定期テスト対策も大詰め。英語の仕上げは、どの学年も「これ」中心になります。

 

 Here are some pictures of schools in America and Japan. Olivia goes to a school in America. Ren goes to a school in Japan. They both enjoy their school lives. Let’s look at their pictures.
 First, look at this picture of Olivia’s school. Olivia is playing soccer. She is the captain of her school’s soccer team. She practices with her teammates every afternoon. In the next picture, students are going to their classrooms. One girl is holding a violin case. A boy is carrying his art supplies. At Olivia’s school, students can choose their own classes. They have different schedules. Olivia studies French. She likes foreign languages. Here is a picture of her French class. The students are singing a song in French. They look very happy.
 Now, look at these pictures of lunchtime. Some students are eating in the school cafeteria. One girl is buying a sandwich. Another student is eating pizza. Some students buy their lunch at school, and others bring food from home. Olivia usually brings a sandwich and some fruit. She sometimes buys ice cream at the cafeteria. She loves strawberry ice cream.
 Next, look at Ren’s pictures from Japan. In this picture, Ren and his classmates are eating lunch in their classroom. Their school does not have a cafeteria. Ren likes pudding, and his friend Emma likes fruit jelly. Next Friday, they can choose their favorite dessert. They are looking forward to that day.
 Ren also loves sports. Last Friday, he joined a wheelchair basketball event at school. First, he listened to a famous player’s story. Then he watched an exciting game. In this picture, Ren is sitting in a wheelchair and moving across the gym. In the next picture, he is trying to shoot a basketball. His classmates are cheering for him. At first, he could not shoot the ball well. However, he practiced many times and finally made a shot. His friends were very happy and gave him high fives. Ren learned the importance of teamwork.
 Olivia and Ren have different school lives, but they both enjoy learning new things. They study, eat lunch, and play sports with their friends. Finally, look at this picture of Olivia and Ren. Olivia is playing soccer, and Ren is playing basketball. They both love sports and enjoy their school lives.

 

いやいやいや長い長い長い。

そう、長文読解です。見たことのない文章を読み、問題に答えます。

 

 

〇指示語の内容を答える

例)第二段落の最後の文の”they”の内容を書き抜きなさい

答え) the students

 

〇文章に関する質問に日本語で答える

例)オリビアの学校では、生徒はどのようにして昼食を用意しますか。

答え)学校で買ったり、家から持ってきたりする。

 

〇英語の質問に英語で答える

例)When did Ren join a wheelchair basketball event?

答え)He joined it last Friday.

 

 

などなど、文章を読みつつ、様々な問題に答え、また文章を読む…の繰り返し。学校の定期テストというと文法問題が中心というイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、学校によっては半分が読解問題…ということもあります。最寄りの中学校がまさにそうですね。

上の英文は中1の授業のものです。定期テストの文章よりも長めですが、それでも入試本番よりは遥かに短いものです。そう、新潟県の公立高校入試はほぼ半分が読解問題(もう半分はリスニングと英作文)で、文法の問題はごくわずかなのです。なるべく早い時期から長文に触れておくことは、定期テスト対策だけでなく入試対策にもつながるというわけです。どんなに定期テストの点数が高い生徒でも、読解問題ではびっくりするような初歩的な「ミス」をするものです。

例えば、最後の問題の”He”を”Ren”にしてしまう、というケース。英文としては間違いではありません。しかし、中学校の定期テストや模試では、疑問文に登場した人名などを代名詞に置き換えることが求められ、減点や不正解になる場合があります。英語として正しいだけではテストで〇がもらえるとは限らないのです。「英文が書けて読める」=「問題が解ける」、とは限らないのですね。

読解対策、早いうちに。

 

竹野

 


11月2日 先か後か

「いいニュースと、悪いニュースがある。どっちから聞きたい?」

なんてセリフはフィクションの中だけでしょうか。

実際には聞いたことがないように思います。

実際にこう質問されたらどちらのニュースから聞きたいですかね?

私はいいニュースから聞きたいような気がします。

 

各中学校のテスト期間がやってきました。早いところではもう今日からテスト開始です。

明日は祝日ですから、中1日休みを挟んで今日と明後日でテストを実施する学校もあります。

「もう1日しっかり勉強する時間が取れるぞ」ととるか。

「せっかくの休みがテスト勉強で消費されてしまう」ととるか。

考え方は人それぞれ。

ですがせっかく与えられた時間を無駄にせず、しっかりとテストに備えていきましょう。

 

来週くらいからテスト結果がわかって来るでしょうか。

どんな結果報告が聞けるのか。いまからとても楽しみにしています。

ぜひ聞けるのは「いいニュース」だけにしたいところではありますが・・・

 

富樫

 

 

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