スタディーフィールドブログ 2026.6アーカイブ

6月30日   終わった後

 

サッカーワールドカップ、日本対ブラジル戦、後半終了間際、まさかの追加点。

「あ、終わった」

と思いましたね。

やはり勝負は無慈悲です。2-1だろうと100-99だろうと、たったの「1点」が勝者と敗者を分かつ。双方勝者などあり得ない。あと、何事も守りに入った方がたいてい押し切られる。

ここで敗退となりましたが、強豪国と何度も互角に渡り合えた日本代表は間違いなく進化しているのではないでしょうか。

今回はどこが優勝するのか…日本を破ったブラジルでしょうか。それとも、「前半ハットトリックマン」ことデンベレ選手を擁するフランスでしょうか。まさか、初出場&初決勝トーナメント進出のカーボベルデが?うーむ。

 

さて、各中学校の定期テストも終盤戦に突入、すでにテストが終わった学校の生徒の点数が次々と判明しています。

テスト後、開口一番

「終わったわ~」

という生徒は多いです。

理科の計算問題が意味不明だった、リスニングの音質が悪すぎた、数学で明らかに防げた計算ミスをした、社会の記号で答える問題を全部語句で答えてしまった…などなど。

結果はさておき、

「終わったわ」

という気持ちがあるなら、次のテストも「終わったわ」にならないよう、同じミスを繰り返さないよう、自分の間違いの傾向を分析して次回のテストに備えるべきでしょう。

中学3年生なら、模試の見直しも忘れてはいけません。模試は終わった後が本番です。なぜその答えになるのか、自分の答案ではなぜいけなかったのか。徹底的に見直しをしましょう。

 

毎回の定期テストがワールドカップ。毎回の模試が世界戦。ビッグイベントの連続。

そう考えると…

中学生、うらやましい。

とにかく、我々講師はコーチとして、全力で戦う生徒たちを支えて参ります。

 

竹野

 


6月29日 解放と分析

6月最終週であり、7月の最初の週である今週で、塾生が通っている中学校すべてで現学年で最初の定期テストが終了します。

最後の追い込み、頑張ってくださいね。

 

すでにテストが終わった学校の生徒からは点数の報告が出てきています。

後ほどまとめてホームページにも結果を掲載します。

 

いつも言っていますが、テストは受けて終わり、ではなく、終わった後も大事です。

テストが終わった解放感から、思いっきり遊びたくなるのもものすごーくわかります。

実際遊びまくる人はいます。私ですが・・・

で、そんな人たちはテストが終わったからテスト範囲のことをものの見事に忘れてしまうことが多いのです。

今テストのために覚えた知識は、今後必ず入試でも使います。

今のテストでできなかったことが、何の対策もせずに入試本番で急にできるようになることはありません。

テストでできなかった問題、わからなかった問題、これを分析することで、自分の弱点を把握できます。

すると、来たる受験勉強の際には自分の弱点を克服するための勉強を中心にすればいいという指標ができるのです。

 

テスト後の解放感もわかりますが、ここはあえて立ち止まって、テストの振り返りをする時間を設けてみましょう。

 

富樫

 


6月27日 振り出しに戻る

 

ネタがあるけれど、なかなか言葉にまとまらない。

昨今はAIが簡単に文章を作ってくれますが、

AIが書いたな~って感じの文章で、どうもしっくりこない。

と、悩みに悩んで30分。

 

今、AIが書いてくれたのを全部消して一から書き直しています。

 

遠回りなように見えて、原点回帰して一からやり直してしまった方が早いことってあります。

戻ってやり直した方が手っ取り早い復習になると以前のブログにもありましたが、

数学や英語はまさにこれ。

戻って戻って戻った先に、自分の苦手の根源があったりします。

 

さて、今日の土曜講座では模試の過去問を解きました。

最初は習いたてのところから、中1の歴史でやった内容までさかのぼりました。

「テストでやったことあったの思い出した」

「結構覚えてるかも」

そんな声もありました。さすが!

 

振り返る、やり直す良い機会が夏期講習会。

本当に手遅れ…となる前に、戻って戻って苦手の根源を突き止めてつぶしていきましょう。

 

…うん、しっくりくる文章になりました。

やり直してよかった。

 

 

かしま

 

 


 

6月26日   勝ち点5

 

サッカー日本代表が、強敵・スウェーデンとの試合を引き分けて貴重な勝ち点1を獲得。

決勝トーナメント進出を決めました。

サッカーのリーグ戦では、たとえ何点取ろうが、何点取られようが試合に勝てば勝ち点3。

100-0で勝つ必要などないのです。

1-0でも、勝てば勝ち点3なのですから。

 

定期テスト後、テストの点数に一喜一憂している生徒にも同じような声掛けをします。

「勝ち点5が取れればいい」

いや、さすがにこれでは意味不明なので

「通知表に5がつけばいい」

これです。

 

通知表の「5」を獲得するためには、100点を取る必要はありません。

SUPER EIGHTの村上信五氏も、

「すべて100点をとらんでもええ。100点をとるまでの努力をすればええの。」

こう言っています。

そう。100点を取るくらいの努力をして、100点に迫るくらいの点数が取れれば十分「5」がつきます。

(さらに、身につけた知識は高校入試で心強い味方になってくれるので、テスト勉強は、努力は決して無駄になりません)

平均点の低いテストでは80点台でも「5」がつくこともあります。

5教科全て、まんべんなく5が取れるように勉強の量を調整する。

その方が、「英語だけ5で他が4と3だらけ」というバランスの悪い生徒(昔の私とか)よりもよほど入試突破力があると言えます。

 

新潟県の公立高校入試において、内申点(通知表の点数の合計のようなもの、非公表)は非常に大きいウェイトを占めます。

5点×9教科×3年分=135点満点。これを300点満点に換算します。

そして、入試当日の100点×5教科=500点満点を700点満点に換算したものと合算し、1000点満点で合否が決まります。

通知表の差10点を埋めるのに、入試では15点ほど余計に取る必要があります。

近い学力の生徒が集まる高校入試において、これはなかなか厳しい。

 

というわけで。

「100点よりも勝ち点5」

この思考は大切です。

 

 

 

 

ですが…。

定期テストは、予選リーグはそれで良いとしても。

入試は、決勝トーナメントは1点の差が勝敗を決める残酷で分かりやすい世界。

「点数に対する貪欲さは勝利のために必要不可欠」

結局、これもまた揺るがぬ真実なのです…。

 

4-1くらいで圧勝して、2006年の借りを返してくれ!日本!

 

竹野

 


6月25日 Temple Expiatori de la Sagrada Família

今日6月25日はスペインの有名な建築家、アントニ・ガウディの誕生日だそうです。

 

ガウディの作品は数多く残っていますが、とりわけ有名なのはやはり建材も完成に向けて工事が続いている「サグラダ・ファミリア」でしょう。

着工はなんと1882年。

ガウディ自身は工事が始まってしばらくした後、事故死してしまいましたが、その後も彼の遺志を継いで140年以上、工事がずーっと続いていることで有名です。今年の初めには「イエスの塔」が完成し、いよいよ全体の完成が近づいてきたという感じです。

完成予定はなんと2035年ごろだとか。

逆に完成前の姿を見ることができるのは今だけともいえるので、一度は生で見てみたいなと思っていたりします。

 

ガウディの後、工事を続けた人たちはどれほどのプレッシャーと戦っていることでしょう。

ガウディはいわゆる天才建築家といえるでしょう。

ガウディが生前に自ら手掛けた「生誕のファサード」を見ると、その彫刻の壮大さ・緻密さから彼の偉大さがよくわかります(ぜひ一度検索してみてください)。

そんな彼の仕事の続きを引き継ぐなんて、相当な覚悟や度胸が必要だと思います。

 

でもそれをやった。かっこいいですね。

 

技術ももちろんですが、彼らが持っていた最大のものは「自信」だと思うのです。

「あのガウディにも引けを取らない作品を、俺なら作れる」という絶対的な自信。

これまで建築に携わってきた幾多の作業員や芸術家たちはみんなこの自信を持っていたことでしょう。

そうして彼の遺志を継いだ崇高な作業へと向かっていったわけです。

 

自分を動かすのは自分自身です。

勉強とは自信をつける作業。

 

テスト・受験に備えてたくさんの時間を勉強に費やしてきた人ほど、

「あれだけやってきたんだから絶対に大丈夫!」という自信がつきます。

 

スタディーフィールドの夏期講習で、そんな自信をつけてみませんか?

夏休み中にあれだけ勉強したんだ、という経験は、夏休みが終わった後の自信につながります。

講習会の詳細はこちらからどうぞ。

 

富樫


6月24日 天王山の夏

大半の生徒がテスト期間を終え、あと1か月後には夏期講習会がやってきます。

テストが終わった…ふうこれで満足…ではないのです。

夏休みは

中1・2年生は次の定期テストに向けて、

中3生は入試に向けて、

自分の苦手や伸びしろを叩いていく大事な時期です。

実際に夏休みに苦手を克服して、点数アップや志望校合格に近づいたという例もあります。

 

テストの結果も来週には分かるはず。

「あ、このままだとまずい…」

「もっとやらなきゃ」

そう感じた方はぜひ、夏期講習会でお待ちしています。

 

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スタディーフィールドの夏期講習

 

かしま


6月23日   弱点=伸びしろ

 

「足を怪我している相手と戦うとしたら、その弱点、怪我している足を狙ってローキック連打するだろ?」

先日生徒にそんな話をしました。

もちろん、実際に生徒にローキック連打戦法を仕込んでいるわけではありません。暴力反対。

ロサンゼルスオリンピックの柔道無差別級決勝にて。右ふくらはぎを肉離れした山下泰裕の対戦相手、エジプトのラシュワンは、山下の右足を狙うということはせずに普段通りの戦いを見せてそのフェアプレーを称賛されました。

かの横綱・朝青龍も、貴乃花に敗れた際に「怪我をしている貴乃花の左足を狙えばよかった」と言い放っていますが、取組中にそれを実行することはありませんでした。

 

それはさておき、勉強においては

「徹底的に弱点を狙え」

ということを伝えたわけです。

誰の弱点を狙うのか?

もちろん

自分の弱点です。

 

「学校のワークを何周もしたことが勉強の証!」と考えている人もいるようですが、そんなことはありません。

確実にできる問題を何回もやったところで、意味は無いからです。

最初の町の周りでスライムを倒しまくってもレベルはそんなに上がりません。

最初の町の周りでポッポやコラッタの相手をしていてはポケモンマスターなど夢のまた夢。

それよりも、「ここが自分の弱点っぽいぞ」「この問題、よく分からんぞ」「この問題、手ごわいな」というところを間違えなくなるまでやりこむ方がよほど点数につながります。

学校のワークに限らず、学校でもらったプリント、塾で使っているワークやプリント、あるいは模試で出会った、できなかった問題たち。

それが

「自分の弱点」

言い方を変えれば

「伸びしろ」

なのです。できない問題がなくなって初めて、そのワークを完全攻略したことになります。

そうなるとそのワークに「伸びしろ」はありません、次のワークなりプリントへと進みましょう。

そして、「ワークを◯周した」アピールをされたらこう返しましょう。

「何周しても、全部解けるようにならないと意味ないぞ」

 

竹野

 


6月22日 ちんちろりん

サイコロをつかったゲームの名前です。

どんぶりに3つのサイコロを振り入れ、出目の役の強さで競います。

ちなみにゾロ目が一番強い役です。

ギャンブルのイメージが強いですが、普通に遊んでも結構盛り上がります。

 

そんなサイコロが主役の問題を、本日の小学生算数の授業で行いました。

問題はシンプル。

いくつかのサイコロを積み上げ、前後左右どこからも見えない面の目の数を全部足すといくつになるか。

という問題です。

 

ルールは単純。ですが考えてしまう。空間認識能力が問われる問題です。

 

「今、手前が2の目だから、裏側が5の目で・・・」

「右の面も左の面も見えないから答えられない?いや、結局足せば7になるから・・・」

 

試行錯誤しながらも全員正解することができました。

 

計算問題とも違う。面積や角度を求めるのとも違う、図形の問題の亜種といえるでしょうか。

こんな問題も扱いながら、数学的思考力を鍛える授業を、小学生でも行っています。

 

 

富樫

 


6月20日 不思議アタマ

明日6月21日は夏至。

北半球では、一年のうちに最も昼の時間が長い日とされています。

ここから少しずつ日の時間が短くなり、約半年後の12月22日の冬至で

一年で最も昼の時間が短い日を迎えます。

 

さて、冬至にすることといえば、

・ゆずを浮かべたお風呂に入る

・かぼちゃを食べる

といったものがありますが、ふと思いました。

 

夏至って何するんだ…?

 

気になって調べてみると、

地域によっては豊作を願ってタコを食べたり、

北欧では太陽の恵みに感謝する「夏至祭」が行われたりしているそうです。

「へぇ…なるほど…そんなことをするのか。」と学びになりました。

 

「これって何だろう」

「なんでこの答えになるんだろう」

「この言葉ってどういう意味?」

と問題を解いていると頭に疑問が思い浮かびます。

そのままスルーせずに

考えたり、調べたり、誰かに聞いたりして疑問を解消してみると、

次の学びにつながることもあります。

 

常日頃から疑問を持って世界を眺める。

そんな『不思議アタマ』でいることも大事だと、

『アイスプラネット』のぐうちゃんも言ってます。

 

…さて、明日はタコでも食べようか。

 

かしま

 


6月19日   他責思考全開

 

日常生活において「他責思考全開のやつ」がいたら、そっと距離を取るべきでしょう。

しかし、各教科の勉強においては「他責思考全開」でもいいと思うのです。

 

例えば、

この文を英文に直しなさい。

「もしあなたがリクガメだったら、少なくとも100年間生きられるのに。」

こんな問題があったとします。

(実際に扱った問題です…文法を進めつつテストに出る重要語句も回収しようとすると、こんなおかしな英文ができてしまいます。仕方ない)

 

「絶対あり得ない変な妄想」には仮定法過去で対応します。

If you are a tortoise, you can 生きる for at least 100 years.

ではなく、

If you were a tortoise, you could 生きる for at least 100 years.

このように、過去形を使うことで「時間的な距離」だけでなく「現実との隔たり」も表すことができます。

 

で。

……「生きる」が出てこない。「生きる」って英語で何ていうんだ?

alive? → 「生きている」という意味の形容詞なのでここでは使いにくい

life? → 「生命」「生活」という意味の名詞なのでやはりここでは使いにくい

(どちらも生徒の誤答です…が、この単語を知っているのは大したもの。なかなか立派な語彙力ではないでしょうか)

 

 

「生きる」 → live

 

「ああ、そんな意味があったのか。勉強不足だ…」

ではなく、

「お前、『住んでいる』じゃなかったのかよ!お前のせいでミスったじゃねえか!!なんでお前にそんな意味があるんだよ!?『住んでいる』=『そこで生活している』=『生きている』ってか!なるほどな?紛らわしい!!黙って住んでろ!!」

 

そう、正解を全力で責めるのです。

できなかった自分を責めてはいけません。

「なんでそうなるんだよ!!」「そんなのアリかよ!?」と、正しい答えを全力で責めまくるのです。

そうすれば「ああ、できなかった。自分は駄目だ…」という負の思い込みに囚われることがなくなります。

また、「なんでだよ!!」「マジかよ!!」「ありえん!!」と正しい答えを脳内で殴りまくった分だけ知識が定着します(多分)。

どんな問題でも構いません。

間違えたら、正解を全力で責めましょう。

「ああ、そうなのね」で済ませるよりもよほど頭に残ります。

 

Q:北条泰時が武士の社会の慣習に基づいて定めた法律を何というか。

誤:武家諸法度

正:御成敗式目

「武士の慣習が元ネタだったら『武家』ってつけろ!!そんなんだから将軍になれねえんだよ!!そんなんだから家康の武家諸法度に負けんだよ!!」(負けてないし戦ってない)

 

Q:日本が国際連合に参加できた理由を答えよ。

誤:日ソ共同声明に調印してソ連の支持を得ることができたから。

正:声明→宣言

「紛らわしいんだよ!!中国に合わせて『声明』にしろ!!」(日中共同声明の方が後なので無理です)

 

Q:豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った目的を答えなさい。

誤:分からん

正:明を征服するため。

「意味わからん!!勝てるわけねえだろ!!!」(うん)

 

疲れるけれど、多分頭には残ります。

 

竹野

 


6月18日 だくだく

古典落語の演目のひとつ「だくだく」。

家賃支払いのために家財道具を全て売ってしまった男が、家を少しでも豪華に見せるために、家の壁から天井まで紙を貼り、豪華な家財道具の「絵」を描くところから話が始まります。

そんな男の家に泥棒が入ります。

一見すると豪華な家だが、豪華な家財道具はすべてただの絵。

するとこの泥棒、何を思ったのか、盗ったつもりで一人芝居を始めます。

引き出しを開けたつもり。高級な着物が入ってたつもり。全部ごっそり盗ったつもり。風呂敷を広げて包んだつもり。よいしょっと背負ったつもり・・・

泥棒の存在に気付いたこの家の男。泥棒の一人芝居を面白いと思い、こっちもまた「つもり」で泥棒を捕まえてやろうとします。

「壁に掛かった槍を取ったつもり。泥棒の腹を突き刺したつもり。」

「うわ~。突かれた~つもり」

「ぐいっと腹をえぐったつもり」

「無念・・・だくだくと血が出たつもり・・・」

 

今の7代目三遊亭円楽師匠が襲名前の王楽時代に演じたものを聞いたことがあります。

なんとも間抜けな二人の「つもり」の掛け合いがおもしろい演目です。

初めて落語を聞く人にもわかりやすい内容ですので、興味があればぜひ。

 

さて、この話にでてくる泥棒も男も「つもり」ですべてを済ましてしまいましたが、こと勉強においてはそうもいっていられません。

わかった「つもり」。これが一番危険です。

問題を解いて、答え合わせをする。

間違えたところはちゃんと解説を読む。

読むことでその問題がわかった「つもり」になってしまう。

 

解きなおし。大事です。

答え合わせの際は、解説を読んで終わりではなく、もう一度解いてみてできるかどうかを確かめるところまでやりましょう。

これが本当の答え合わせです。

それを繰り返していき、100点をとる「つもり」で勉強していきましょう。

私たちも100点を取らせる「つもり」で授業をしていますので、一緒に頑張りましょう。

 

富樫

 


6月17日 Happy test Birthday

私事で恐縮ですが…。

6月21日は私の誕生日です。(年齢は伏せます笑)

誕生日の出来事を思い出してみると印象的なのは、

 

学生時代、定期テスト期間と重なったこと。

1度だけならよかったですが、何度もありました。

もうすぐ誕生日だ!と心ウキウキする一方で、

誕生日と同時に「やっほー!テストだよ!」とやって来るのは、

少し憂鬱な気持ちになったのを思い出します。

(誕生日近くてももちろんちゃんと勉強しましたよ笑)

 

誕生日の思い出に思いをはせつつ、今年の誕生日。

その日はなんとテスト対策授業の2日目。

学生から社会人になっても、この時期はやっぱり「勉強」と縁があるようです。

 

6月20日・21日はこれからテストを迎えるところのテスト対策。

良い結果が出ることを祈りながら、授業に臨みたいと思います。

 

かしま

 


6月16日   「何故できない」

 

私は結構言います。

「何故できないのか?」

「何故」に対する答えも用意した上で、結構言います。もちろん、

「普段から勉強していないからこうなるんだ!!サボるな!!1日6時間勉強しろ!!勉強に命を捧げよ!!」

などと責めるのではなく、「つまずきの原因はコレだ」というポイントを淡々と明らかにする。

 

例えば、

「私はこの本を読まなければなりませんか。」

(  ) I (  ) (  ) read this book?

なんて穴埋め問題があったとします。

(  ) I ( have ) ( to ) read this book?

までは埋められますが、先頭が何なのかがよく分からない。そこで例の呪文の出番です。

「何故できないのか?」

誰が悪いのかは一目瞭然。犯人は主語の「I」です。こいつを「you」にして、文を少しいじってあげるとあら不思議。

( ) you have a pen?

もう「Do」しか入りません。

何故できないのか?「I」が悪い。コイツのせいで「ただの一般動詞の疑問文」が「なんかよく分からん疑問文」に見えてしまう。あくまでこれは「ただの一般動詞の疑問文」。単純に考えよう。

 

という感じに、生徒ができない理由を分かりやすい形で示すのも講師の役目です。今回は「文の姿ががらっと変わると文法のルールが頭からすっぽ抜ける」パターンのミスです。

 

「私は彼のようになりたい。」

I want to be ???? him.

「のように」が出てこない。

「何故出てこないのか?」

この単語がもっているもう片方の意味が強すぎてそっちしか覚えていないからです。I ???? sushi. 「私は寿司が????だ」。これと同じ単語です。????と「のように」が同じ。英語半端ねえ。

 

likeよ。お前、そんな意味もあったのか。「単語の別の意味が思い出せない」パターンです。このパターンでつまづく生徒は結構多いですね。

前置詞のbyなんて地獄です。「~で(手段)」、「~のそばに」、「~によって」、「~までに」、「~ごとに」…一度に全部を頭に入れるのは難しい。間違えながらでもよいので、少しずつ覚えていくのが良いでしょう。

 

中3の入試対策でこんな問題を扱ったこともありました。

Cats live with us because they selfishly know it’s in their own interests.

この文の「it’s in their own interests」を、itとtheirの内容を明らかにしたうえで和訳するという問題です。

itは「私たち(=人間)と一緒に暮らすこと」、theirは「猫」。しかし、interestがどうもしっくりこない。interestingが「興味深い」、be interested inが「~に興味を持っている」だから、interest=「興味」?だとするとinの存在意義が…。

そう、「興味」ではなく「利益」。be in ~ interestsで「~の利益になる」。「単語の別の意味を知らない」パターン。入試で出会ったら深追いしてはいけない問題です。さすがトップ校の一角、えぐい問題を出してきます。

 

こんなパターンも。

 

「私は忙しいです」

I am ????.

私「????に入る単語は?」

生徒「『ぶっしぃ』みたいなやつ」

私「よし、書けてはいるね。busyだ。『ビズィ』。うん、読めるわけないねこれ

「塾に入る前に見たことのある単語が読めない」パターンです。今回はひどい。busyはknowやwomenと並ぶ「初見殺し」のひとつです。読めなくて当然ですね。むしろスペルを覚えていたことが評価される場面です。

 

 

こんなふうに、「何故できないか」「どこでつまずくか」を全員で共有できるのも集団授業の強みです。

間違えたら恥ずかしい、と考える人もいるかもしれませんが、「間違えた」=「弱点がひとつ消えた」ということ。

収穫です。

さらに、自分が間違えるということは他の生徒も間違えるということ。

他人のミスが自分の力に、ということも多々あります。

つまり、

毎回の授業が収穫祭

というわけです。毎回収穫祭にできるよう授業を組み立てていかなければならないので、気合が入る毎日です。

 

 

なお、猫の問題の答えは「私たちと一緒に暮らすことは猫たち自身の利益につながる」です。文全体だと「猫たちは、それがご自身たちの利益につながると自分勝手にもご存知であるがゆえに、私ども人間とご一緒に暮らしておられるのです」となります。猫様、賢い。

 

 

竹野

 


6月15日 スペシウム

中学1年生理科の授業を行いました。

今回は、テスト範囲に含まれる学校もありましたので、光の性質についての授業を行いました。

光の直進と反射についての授業です。

光の単元は作図の問題が頻出ですので、作図の練習も繰り返し行っていく予定です。

 

さて、光は直進するということの説明にて。

だからスターウォーズのライトセイバーは曲がっていない、まっすぐの形状なんだよ、と話すと、皆さん「あぁ~」と納得のご様子。

さすがスターウォーズ。現代の中学生にも認知度はバッチリでした。

かたや、私の好きな特撮での例え話で、光は直進するからウルトラマンの光線もまっすぐなんだよと、話してみたところ通じない。

ウルトラマン(o|o)もバルタン星人(V)o¥o(V)も今どきの生徒たちには伝わらないようです(涙)。

 

私は理科の授業で説明をする際に、いろいろな例を示して説明しています。

その際は、説明する事象や現象に少しでも興味を持ってもらいたいので、少しクスっと笑える程度のネタを仕込むこともチラホラ。

ですが、数年前の授業では伝わっていたネタが、通じなくなることがよくあります。

これも時代の流れ。仕方のないことです。

せめて乗り遅れないように、私も各方面にアンテナを張っておかなくては、授業で滑り続けてしまう。

そんなどうでもいい危機感を覚えたりする、今日この頃でした。

 

 

富樫

 


6月13日 疑うことは考えることである

最近、AIを活用する機会が増えました。

私自身も、仕事や勉強、趣味の中でAIを活用することがあります。

たとえば、分からないことを質問するだけでなく、

勉強の問題を作ったり、文章を考えてもらったり。

最近では占いなんかもAIができるようになりました。

本当に便利な時代になったなと感じます。

 

ですが、実際に使っていると、

「なんか思っていたのとと少し違う…。」

「もう少しこうしてほしい。」

「この答え、違くない?」

と感じることも少なくありません。

 

教科書が改訂される前の中3の国語の教科書にも、

AIとの付き合い方について書かれた文章がありました。

AIはたくさんのアイデアを生み出すことは得意です。

でも、その中から何を選び、どう活用するかを判断するのは人間です。

便利なものが増えた今だからこそ、

「考える力」や「判断する力」の大切さは、以前にも増して大きくなっているのではないでしょうか。

 

これは勉強にも同じことが言えます。

AIに尋ねてしまう、解答を見てしまうなどして、答えを知ることは簡単になりました。

ですが、本当に力がつくのは、

「なぜこの答えになるのか。」

「自分はどこでつまずいたのか。」

を考えたときです。

 

AIに代わられる仕事や作業が増えつつあります。

情報技術が発達した便利な時代だからこそ、

「考えること」を大切にしていきたいです。

 

かしま

 


6月12日  爆上げ

 

日経平均株価が爆上がりしています。

その中心となっているのが半導体メモリーの大手「キオクシア」。

もとは東芝の半導体メモリ事業部門だったこの会社の時価総額が、一時トヨタを越えたそうです。

3月末ごろには約19,000円だった株価が、2026年6月12日の終値で81,200円。

2か月ちょっとで約4.25倍です。

すげー。

今まで磨きに磨き続けてきた技術力が、データセンター建設ラッシュのAI全盛時代と嚙み合った結果なのでしょう。それにしても凄い。

 

 

3月末と言えば、当塾では春期講習真っただ中。

そして6月現在、今年度最初の定期テストの結果がちらほら出てきています。

春期講習から通い始めてくれた生徒たちが少しずつ日々の勉強の成果を出してきてくれていて、こちらとしても嬉しい限りです。

5教科の合計点が80点アップ、などなど。

定期テストが6月下旬、7月頭という学校も多いので、嬉しい知らせはまだまだ聞けそうです。

最初のテストで結果が出たらあとはもう伸びないのかいうと、当然そんなことはありません。

次回のテストでも、今回と同じくらい得点アップ!

そういうお子さんを数多く見てきました。

 

 

もちろん、塾に入ったからといって全員がすぐに爆上げするわけではありません。

1回目のテストでは思ったほど伸びないこともあります。

むしろ、勉強のやり方を変えている途中は、一時的に混乱することすらあります。

それでも。

宿題をやる。授業中に話を聞く。間違えた問題をそのままにしない。提出物をきちんと出す。小テストの勉強をする。英単語を覚える。計算練習をサボらない。分からないところを質問する…

日々コツコツと勉強を積み重ねて積み重ねて。

点と点が線になり、「あれ、できるぞ」という瞬間が来る。

そうして勉強の「量」が「質」に変換され始めたとき、爆発的に点数を伸ばす。

そういうお子さんも多いです。

 

 

点数は株価とは違い、正しいやり方で、正しい量を積み重ねれば、自分の力でちゃんと上げていけます。

目指せ、自分最高値!

目指せ、4.25倍!

それは無理か…

 

 

竹野

 

 


6月11日 入梅の候

雑節の一つ「入梅」。梅雨入りの時期に設定されたものです。

この時期に送られる手紙などでは時候の挨拶として「入梅の候~」と書かれることもあります。

 

今年もすでに九州から関東までは梅雨入りしたのだとか。

梅雨に入りますと、雨は続くし、夏に近づき気温も上がっていきますので、ジメジメとしてイヤ~な気分になりますよね。

洗濯が進まん!

 

ところで「梅雨入り」とは何でしょうか。

よく天気予報などで聞く言葉ですが、どうなったら「梅雨入り」といえるのか。

天気の勉強を終えている、現中学3年生の皆さんならこう思うことでしょう。

「梅雨前線があれば梅雨だ」と。

そう、そうなんです。

梅雨は梅雨前線ができます。

 

ですが、梅雨前線が無くても、梅雨入りと言われることもあるのです。

梅雨入りを日を決めるのは気象庁です。

梅雨入りの判断の基準は、天気が雨・くもりの日が続くこと、日照時間が変化すること、そしてその変化が今後も続くかということを基準に梅雨入りを発表しています。

この時期に多少雨が降っただけで直ちに「梅雨」ではないんですね。

 

梅雨についてすこーしだけ理解が深まりましたでしょうか。

だからといってジメジメ気候の不快感が解消されるわけではありませんが・・・

 

富樫


6月10日 未来は今日始まる。明日始まるのではない。

 

本日6月10日は「時の記念日」だそうです。

大化の改新でおなじみの天智天皇(中大兄皇子)が、水時計を用いて時刻を太鼓で知らせたという伝承があります。

これが、日本で時間に関する最古の記録とされていることから、「時の記念日」が制定されたそうです。

 

さて、この「時間」。

誰にでも平等に与えられていますが、一度過ぎた時間を取り戻すことはできません。

 

「あとでやろう。」

そう思って後回しにした経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

(私もいっぱいあります…多くは言えませんが笑)

 

勉強も同じです。

今日10分で終わったはずの課題が、数日後には30分、1時間とかかってしまうことがあります。

分からないところをそのままにしておくと、その後の内容も理解しづらくなり、

遅れを取り戻すために、さらに多くの時間が必要になります。

だからこそ、一度に何時間も勉強するのではなく、毎日少しずつ積み重ねていくことが大切です。

「テストが終わった…!!」

と解放感に浸りたい…。それも重々わかります。

でも、次のテストに向けての授業が始まり、新たな積み重ねを作る必要があります。

 

時間は、今この瞬間も刻一刻と過ぎていきます。

今の自分は、これまで積み重ねてきた時間の結果です。

そして、未来の自分は、今日の積み重ねによって変えていくことができます。

時間をどう使うかは、自分次第です。

未来の自分が「やっておいてよかった」と思えるように、今日できることを一つずつ積み重ねていきましょう。

 

かしま


6月9日  戻る勇気

 

勉強が分からない。

何が分からないのか分からないが、

必ずどこかに

「分からなくなった最初の地点」

があるはずなのです。

 

例えば数学。

一次方程式が分からない。

だから一次方程式を勉強する。

それでも分からない。

原因は文字式?

文字式を勉強しても分からない。

実は原因は分数の計算?

分数を勉強しても分からない。

実は原因は九九だった。

ここまで来ると話は単純です。

 

ところが人間は

「中学生なのに九九に戻るのは恥ずかしい」、

「そんな昔の内容が原因なはずがない」

と思ってしまう。その結果、

九九が怪しいまま、

分数が怪しいまま、

文字式が怪しいまま、

方程式が怪しいまま、

…受験。

という壮大な建築物が完成します。

土台がスカスカな五重の塔。

倒壊待ったなし。

 

最近、私自身がこれを身をもって体験しました。

古めの小型ノートPCをWindows10からWindows11に強行アップグレードしたらタッチパネルが反応しなくなりました。

ついでに画面の自動回転もしなくなりました、常に横向き。

不便の極みです。

きっと何か高度な原因がある…そう考えて調べても調べても状況は変わらず。

AIに聞いてみても、「センサーは認識している」、「PowerShellを」、「デバイスマネージャーで」、「レジストリが」、「ドライバーは」、「PowerShellを(それはさっきやっただろ)」、「デバイスマネージャーで(それもさっきやった)」

AIごと迷宮入りです。完全に迷子。

 

思い当たる原因は1つ…

というかそれしかない。

「元凶はWindows11強行アップデート」

そこで勇気を出しました。

思い切って戻る。

PCをWindows10に、工場出荷時の状態に戻す。

 

勉強で言えば、

「分数怪しいな」ではなく、

「足し算引き算まで戻るか」

くらいに相当します。

 

結果。

タッチパネル復活。回転センサー復活。

全員元気。(Windows Updateで最新の状態に戻すのにとんでもない時間がかかりましたが)

犯人はWindows11とPC本体の相性の問題でした(多分)。

もう一人の犯人は、この事態を想定できなかった私です…。

 

私は何日もかけて迷宮を探索し、

最終的にスタート地点へ帰還したわけです。

RPGなら経験値が入ります。

現実でも経験値は入りました。

PowerShellの使い方とか。

デバイスの調べ方とか。

そして何より、

「戻ることは敗北ではない」

という経験値です。

 

無駄ではありません。

トーマス・エジソンも言っています。「『失敗』?これはうまくいかないということを確認した成功だよ。」

そうです、無駄ではないのです(自分に言い聞かせる)。

 

勉強においても、

英語が苦手なら中1まで戻る。

数学が苦手なら分数まで戻る。

分数も怪しいなら九九まで戻る。

別に恥ずかしいことではありません。

むしろ一番効率がいい。

 

勉強において大切なのは、

「どこで道を間違えたのかを見つけること」

です。

「迷ったら勇気をもって戻れ」

私のPCも多分そう言っています。

 

あと、「もう二度と俺にWindows11入れるんじゃねえぞ」とも言っているようです…。

 

竹野

 


6月8日 限りなく透明に近いのではなくちゃんと透明。でも見える。

透明人間は実在するでしょうか、しないでしょうか。

常識的に考えて、そんなものいない、と思う人も多いかもしれません。

ですが、「いる」とも「いない」とも証明することはできない。

誰も見たことがないから「いない」にきまってる。

いや、透明なんだから誰も見たことがないのは当たり前。だから「いる」可能性は捨てきれない。

 

そう、証明の仕様がありません。

 

 

何の話?と思うかもしれませんが、今日の理科の授業で出てきた「透明」についての話です。

今日の中1理科では水溶液の授業を行いました。

水溶液の特徴の一つに「透明」である、ということがあります。

理科でいう透明とは「向こう側が透けて見える」ことで、色がついていても構わないし、無色でも目で見ることはできるという話をしました。

 

透明って見えるんです。

 

じゃあこのような素材でできている人間、向こうが透けて見えるけど形はヒト型だとわかる人間がいたら、これは透明人間といえるのか・・・?

透明人間ってそういうことじゃないような・・・

う~ん、透明って難しい。

 

富樫

 


6月6日 まだやれる その先の夢

先月5月31日、国民的アイドルの一つ、嵐が26年間の活動に一つの大きな区切りを迎えました。

26年もの間、常に日本のトップを走り続けるなんて、並大抵のことではありませんよね。

実は私も、中学生・高校生の時は嵐の曲をたくさん聴いていた一人のファン。

CDをレンタルしたり、アルバムを買ったりして、飽きるまで聞いていました。

特にテスト前や受験勉強で行き詰まったとき、いつも背中を押してくれたのが嵐の曲でした。

特に『サクラ咲ケ』や『ファイトソング』は、何度リピートしたか分かりません。

彼らの音楽や番組からたくさんの勇気をもらってきたので、

メンバーのラストメッセージを読んだときは思わずウルっときてしまいました。

まだ実際の映像を見れていないので、DVDを買うか迷いどころ。

 

彼らの「26年」という輝かしい軌跡も、

悩むこと、上手くいかないこともあったかもしれません。

でも、腐らずに、一歩ずつでも歩みをとめずに26年間嵐を守り続けてきたのだと思います。

 

それは、私たちが向き合っている「勉強」もまったく同じです。

「勉強出遅れちゃったな……」 「テストの結果が悪かったな」「やる気が出ない……」

そんなふうに悩むこともあると思います。へこむことだってあります。

それでも、いい点数取った後・志望校合格した後の「笑顔の未来」のために、

まずは自分で一歩踏み出してみる。

そしたら「道は作られ」ます。

一歩踏み出したい、だけどどうしたらいいか分からない…

そんな人は、夏期講習会がおすすめです。

 

…早すぎる?

勉強は早く始めたもん勝ちです。

 

かしま

 


6月5日 国語:まず文章を通読するか

 

 世の中には、「まだ使える」という理由だけで現役を続けている機械があります。私のUMPC(ウルトラモバイルパソコン)もその一つです。
 発売当時は最先端。ポケットに入れようと思えば入るWindowsパソコン。仕事もできる。やろうと思えばゲームもできる(仕事中にはできない)。夢のような、ロマンに満ちた機械でした。
 しかし。時代は残酷です。数年経てば、当時の最先端は当たり前になります。さらに数年経てば、「それ、まだ使ってるの?」と言われるようになります。私のUMPCもそうです。最近のノートPCと比べれば遅い。最新のゲーミングPCと比べれば圧倒的に非力です。バッテリーも若い頃ほど元気ではない、と言うかこのバッテリーで2代目です。初代のバッテリーは膨張したので交換しました。それでも、本体は壊れていない。
 これが厄介なのです。新しいパソコンを調べるたびに思います。「買い替えた方が幸せになれるのでは?」しかし。電源ボタンを押せば普通に起動する。Wordも動く。Excelも動く。ネットも見られる。ゲームだって、選べば遊べる(仕事中には遊ばない)。
 困るほど困っていない。そうなると人間、不思議なもので。だんだん愛着が湧いてくるのです。Windowsの大型アップデートで死にかけたこともありました。TPMが無いだの、Secure Bootがどうだの。ドライバーが行方不明になったこともありました。そのたびに調べて、悩んで、失敗して、何とか復活させてきました。今もタッチパネルが現在進行形で反乱を起こしています。反応しない。今更反抗期か貴様。
 新品のパソコンならそんな苦労は必要ないでしょう。しかし。苦労させられた機械ほどかわいい。何だか生徒指導に似ています。最初から何でもできる子は確かに優秀です。しかし、何度転んでも立ち上がる子を見ると嬉しくなる。このUMPCも同じです。何度も不具合を起こしながら、そのたびに復活してきました。もはや道具なのか何なのか分かりません。もはや「戦友」です。
 もちろん。ある日突然、本当に動かなくなる日が来るでしょう。電子機器に不老不死はありません。その時は潔く引退させるつもりです。多分。いや。その時になったらどうにかこうにかSSDだけ交換して延命している気もします。
 ロマンとは、合理性が敗北した後に残る感情のことなのかもしれません。

 

 

…という文章が国語のテストに出たとします。

 

 

問1:下線部「ロマン」を筆者はどういうものだと考えているか。文中から書き抜きなさい。

 

 

解:合理性が敗北した後に残る感情。

 

問1の答えが後半も後半、最後の部分に書いてあります。

全部読んでからでないと答えが出せません。

そんな問題あるものか!と思われるかもしれませんが、実際に何度も目にしたことがあります。

先日も、小学生用の読解問題で目にしたばかりです。

これが説明文なら、「問題→本文→解く→問題→本文…」の順に攻略できる場合がほとんどです。

 

しかし、

「随筆」「小説」

 

これらは厄介です。

今挙げた例のように、問1の答えが後半に落ちているなんてことがしょっちゅうあります。

 

「文章をちゃんと味わってるかい?」

 

みたいな出題者の声が聞こえてくるようです。

説明文は「分かりたいから読むもの」、それに対して随筆や小説は本来「楽しみを求めて読むもの」です、エンターテインメント。

そんな性質の違いを踏まえて、出題者は問題を作るのでしょう。

 

というわけで。

「詩だけでなく、随筆・小説も全部味わってから問題に答えなさい」

です。

普段から活字に触れて、味わえるくらいの余裕をもって読めるだけの力がほしいものです。

 

 

あと、タッチパネルにもそろそろ復活してほしいものです。

不便!

 

 

竹野

 


6月4日 表現の妙

先日、小学生の国語の授業の際、問題文にこうありました。

 

「次の詩を味わい、問題に答えなさい」

 

生徒はすかさず質問してきます。

「先生、味わうってなんですか?どうやるんですか?」

・・・・なんと説明したものか。

 

「詩」は他の国語の文章題で出てくるような、小説・随筆・論説文などとは少し異なり、文章というよりもどちらかというと「芸術作品」に近いものなのだと思います。そのため、絵画を鑑賞してその作品の良さを「味わう」ように、その詩に込められた作者の気持ち・思いを感じ取る=「味わう」ことで、内容を理解していけるのではないか、とそんなことを考えました。

小学生には伝わらなかったかもしれないですが・・・

 

日本語の表現には独特のものが多くあり、最近ではSNSなどでこんな話題も。

小説にて「〇〇は頬を濡らした。」という表現に対して、読者から「どうしてこの場面で〇〇は、突然自分の頬を濡らしたんですか」と質問が来たという話です。

「頬を濡らした」は涙が頬を伝って濡れた、つまりこの人物が涙を流したということを暗に表している表現です。

ですが、最近ではその表現では伝わらない読者も多いらしく、「一から全部説明して書かないと、意図したことが読者に伝わらないのか」と筆者も悩んでいるようです。

 

また、「〇〇が無言の帰宅をいたしました。」というSNSの投稿に対し、「よかったですね」というニュアンスの返信が来ていたとか。

お分かりの方も多いと思いますがこの「無言の帰宅」は「帰ってはきたが無事ではなかった」「すでに亡くなっており、ご遺体の状態での帰宅となった」ということを暗に示しています。決して「よかった」と祝福されるようなことではないのです。

これも伝わらないんですね。

 

1から10まで説明しないと伝わらない人は結構いるものです。

ですが、その100%の説明がないものを文章から読み取るのが国語の文章題の命題でもあります。

結局多くの文章に触れて、語彙を増やしつつ、表現の妙に慣れていくことが、正答への近道なのかもしれません。

活字、読みましょう。

 

富樫

 


6月3日 かっこ悪いはかっこいい

 

今年オリコンで発表された、好きなYoutuberランキングで1位を獲得した、

江頭2:50のエガちゃんねる。今は約500万人の登録者数がいます。

この私も登録者の一人です。

 

Youtubeも結構きわどいコンテンツもあったり、

忖度なしのレビューをしたりと様々な内容が投稿されていますが、

その中でも印象に残っているのは代々木アニメーション学院という専門学校での入学式のスピーチ

江頭さんは新入生に向けて、自身の「どうしようもない人生」を振り返りながら、こう熱弁していました。

 

「夢を追いかけていたら、必ず壁にぶち当たります。うまくいかなくて悔しい思いをしたり、恥ずかしい思いをしたり。

でもやりたいと思ったら諦めずにやってください。真剣にやってみてください。」

「99人が馬鹿にしても1人が応援してくれれば、それでいいじゃねえか。」

 

好きなことを突き詰める裏側には、

必ず「思い通りにいかない泥臭い時間」や「必死で不格好な姿」がセットでついてきます。

そんな江頭さんが残した、私の大好きな言葉があります。

「かっこ悪いはかっこいい。かっこ悪く生きようぜ」

これは勉強も同じ。 志望校合格やテストの目標を決めた瞬間から、泥臭いステップが始まります。

わからない問題に頭を抱えたり、結果に悔しい思いをしたり。

しかし、 自分の「やりたい」に対して、かっこ悪いくらい真剣にあがいている姿こそが、

最高にカッコいい

私はそう思います。

 

※ちなみに、江頭さんのYouTubeチャンネル(エガちゃんねる)は

過激な内容や大人向けのユーモアもたくさん含まれていますので(笑)、

もし動画を検索される際は、まずは今回ご紹介した「入学式スピーチ」をぜひ親子で一緒にご覧になってみてください。

 

 

かしま

 


6月2日 裏切りの日

 

6月2日は一部で「裏切りの日」と呼ばれているそうです。

織田信長が明智光秀に討たれた、あの「本能寺の変」が旧暦の6月2日に起きたことが由来です。

「本日は裏切りの日です!みなさんも日ごろから気に食わないと思っている奴を裏切ってやりましょう!レッツ本能寺!」

 

 

なんて言うはずもなく。

裏切りは悪です。

しかし、

「このままだと、いつか必ずこの国は破綻する」

そんな思いがあったからこそ、明智光秀は織田信長を攻め滅ぼしたのかもしれません。

真相は闇の中ですが。

 

 

多くの中学校では、そろそろ定期テストが終わる頃です。

テストの手ごたえがあまりにもなく(学生さん)、

お子さんがあまりにも勉強せず(親御さん)、

「このままだと、いつかまずいことになるのでは」

そんなふうに感じている方、いらっしゃるのでは。

 

 

中1「最初だからこんなもんでしょ。次はもっと頑張るし!」

 →多分頑張りません。

中2「まだまだ大丈夫、受験生になったら本気出すし!」

 →多分本気出しません。

中3「部活終わったら全力」

 →出しません。

 

 

「いつかやる」は、だいたい「ずっとやらない」です。

「いつかやる」を「今からやる」に切り替えましょう。

でないと何も始まりません。

 

「本日は裏切りの日です!みなさんも日ごろから気に食わないと思っている『弱い自分』を裏切ってやりましょう!レッツ本能寺!」

 

「裏切りの日」は、多分そういうことを思い出させてくれる日なのです。

と、自分にも言い聞かせてみる。

 

 

竹野

 


6月1日 日和違い

古典落語の演目です。

易者に今日の天気を尋ねた男が、曖昧な答えに傘を持たずに出かけたところ大雨に遭う。

その後もいろいろな人に天気について尋ねるも、雨と飴を間違えられたり、大降りと魚の大きいブリを間違えられたりと聞き間違いが次々と起こって・・・という内容です。私は桂枝雀師匠のこの話が好きでした。ぜひお聞きください。

 

さて、今日6月1日は気象記念日とされています。

明治8年に東京気象台が設置されたこと、またその9年後には日本初の天気予報が出されたことなどに由来するようです。

最初の天気予報は、もちろんテレビなどありませんから、警察署や派出所に張り出されるものをみんなが見に行ったようです。

 

春らしさはどこへやら、夏のような日差しと気温を感じるようになってきました。

洗濯物が早く乾いて助かります(双子がいると洗濯物の量がそれはもう・・・)

運動会シーズンでもあり、各小中学校で運動会が実施される時期です。前の授業の日より黒くなってやってくる生徒もチラホラと。

 

こう暑くなってくると心配になるのが熱中症です。

勉強でも運動でも、夢中になるあまり、水分補給を忘れることのないように、気を付けていきましょう。

現代の皆さんは、易者に聞かず、警察署にも行かず、テレビやネットの天気予報をよく確認してくださいね。

 

富樫

 

 

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